じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

「硫黄島からの手紙」を観て

2007-05-05 04:56:13 | 映画
★ DVDで「硫黄島からの手紙」を観た。戦争と言うものは人と人とが殺し合うものだということを改めて実感した。

★ 第二次世界大戦が終わってたかだか60年。その後も戦争は後を絶たない。人類が誕生して100万年以上が過ぎているのに人類はまだ「戦争」を回避する術を知らない。

★ 日本について言えば、早くも先の戦争の悲劇を忘れてしまったのか。「美しい国」などといったまやかしを掲げて、再び悲劇への道を歩もうとしている。先の戦争で失われた多くの人々の犠牲は何であったのか。このことを思い起こさなくてはならないのではなかろうか。

★ 国家のリーダーは戦争で犠牲となった兵士や一般人の想いを決して忘れてはならない。そして平和を維持するためにこそ一命をかけてもらいたいものだ。国民ひとり一人も奇妙な政治的ムードに流されず、道を間違ったリーダを排斥するために闘わなければならない。

★ 軍事は政治の延長だと言うが、自らは安全なところに身を置きながら戦争を決定し、戦争を遂行する国家のリーダーを私は憎む。戦争を決定する人間こそ最前線に立つべきだ。

★ 安っぽい大義のために命は捨てられない。敵も味方も一兵卒は被害者だ。本当の敵は何であるのか私たちはよくよく考えなければならないと思った。

★ 渡辺謙さんの演技はいつもながらすばらしいが、多く批評されているように二宮君が良かった。嵐は各自がそれぞれ活躍しているなぁ。

★ クイント・イーストウッド監督はすごいね。「ミリオンダラーベイビー」でも思ったけれど余韻のある終わり方が心に沁みた。
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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-06-02 08:07:00
戦争を考えるために、小林よしのり著『戦争論』を読んでみてほしい。

ここが考えるスタートだと思う。
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