じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

馳星周「少年と犬」から

2024-03-11 19:03:09 | Weblog

★ 確定申告提出。締め切り間近ということで、列に並んでの受付。天気は良かったが、少々底冷えがした。次回から控えの受付印がなくなるという。デジタル化に進みそうだ。

★ 帰り道、近隣の中学校で弔旗が掲げられていた。そう今日は、東日本大震災から13年目。

★ 馳星周さんの「少年と犬」(文藝春秋)から「男と犬」を読んだ。震災で生活基盤を失った男性。裏の仕事で食いつないでいる。実家では姉が一人、認知症の母を介護している。危ない仕事でも稼がないわけにはいかない。

★ そんな彼がふと立ち寄ったコンビニで1匹の痩せた犬と出会う。見捨てておくわけにもいかず飼うことに。首輪から犬の名は多聞というらしいが、飼い主はどこにいるのやら。

★ 男は犬を守り神としてかわいがるのだが・・・。

★ 確定申告書を書いていると復興税の項目があった。私などわずかな金額だが、復興の役に立つのならありがたい。一方で裏金集めに奔走する政治家たちの助成(政党助成金)に使われていると思うと腹が立つ。

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