★ 大雨警報が発令されているので近隣の小中学校は休校。子どもたちには思いがけない3連休と言うところか。週明けは数年ぶりに宇治の「あがた祭り」。久々の人込みになりそうだ。
★ さて、宮本輝さんの「五千回の生死」(新潮文庫)から「アルコール兄弟」を読んだ。新聞系列の広告代理店の同期の男が二人。1人は入社早々に組合活動に入り、どうやらそれ以来疎遠になっていたらしい。
★ ところがどういう風の吹き回しか、その二人がスナックの止まり木でしこたま酔っぱらっている。
★ たわいもない話だが、酔っ払いのやりとりはそれはそれで面白い。両者10年ぶりの和解かと思いきや、翌朝になってのどんでん返し。何がホンネで何がタテマエなのか。サラリーマンは辛いね。
☆ ここ数日、教育相談が相次いだ。親御さんたちの悩みは、我が子が家で勉強しないということ。特に兄弟(姉妹)間での落差にとまどっておられる様子だった。
☆ 「親の心、子知らず」「子の心、親知らず」。近さゆえの葛藤かな。親も子も発散する場がなくて閉塞気味。
☆ 「叱らず、ちょっとしたことでも褒めてあげてください」と伝えておいた。今や塾稼業は昔の駄菓子屋のおばさんのようなもの。斜めの関係の一翼を担えれば良いのだが。
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