じゅくせんのつぶやき

日々の生活の中で感じた事をつぶやきます。

乃南アサ「他人の背広」

2022-05-13 15:51:10 | Weblog
★ 梅雨の先駆けか。蒸し暑い。凪良ゆうさん原作の映画「流浪の月」が公開されるいう。原作はやっと68頁まで読んだ。居場所を失った少女が「ロリコン」の大学生と同居するところ。作品全体としてはまだ序盤だろうか。大学生が無理やり連れてきたわけでも、いかがわしい行為をするわけではないけれど、傍目から見れば「誘拐・監禁」となるだろう。別れが迫っているようだ。

★ 染井為人さんの「悪い夏」(角川書店)、朝井まかてさんの「阿蘭陀西鶴」を読み進め、日本推理作家協会編「ミステリー傑作選 死導者がいっぱい」(講談社文庫)から、法月綸太郎さんの「重ねて二つ」と乃南アサさんの「他人の背広」を読んだ。

★ 「重ねて二つ」は、猟奇的な犯罪。あるホテルで発見された遺体。遺体は切断され、上半身が女性で下半身が男性のものだった。遺体の二人は若い俳優で、その密会をとらえようとカメラマンが張込みをしていた。犯人は残る遺体をどのようにして、この部屋から運び去ったのか、というのがポイントだった。

★ 「他人の背広」は、ある研修会に参加し、他人の背広を着てしまったばかりに、災難に遭遇する男の話。ショートショートという感じ。

★ さて、洗濯物もたまってきた。明日は晴れるというから、一気に処理しよう。
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