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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

帰省は欠かさず

2020-08-19 09:00:00 | 日記
 例年であれば、お盆は実家に帰省し、ゆっくり休むとは程遠い生活を送るため、その翌週はヘトヘトな体を癒すためのリハビリ期間だが、今年はご多分に漏れず私も帰省を断念したため、週明けからの業務にはスッと入れることができた。23歳のときに上京してから17回目のお盆を迎えたわけだが、実家に帰省しないのは今回が初めてである。そういえば、5月のゴールデンウイークも帰省していない。盆、正月、GWと毎年欠かさず帰省して、毎晩宴会し体力を極限まで使い果たしてきた人間としては連休中の物足りなさを感じている。

 実際に帰省していたときは、決まって新幹線を使っており、帰省シーズンの東京駅は人混みでごった返すため前に進むだけでも大変、大変。乗車前にお土産を買うわけだが手抜きはしない。ありきたりな物ではなく、お洒落で美味しそうな物を探す。東京駅は駅構内やDAIMARUなどお土産売り場が充実しており、人気店では長蛇の列をなし、1時間近く待つことも珍しくない。しかし、そんな時間は無いので基準は、1.新商品、2.お洒落、美味しそう、3.ほど良い行列、としている。行列があるかどうかは客観的な視点として入れている。1種類ではつまらないので複数店舗の商品を購入する。実家だけでなく、親戚の分まで買うため結構な量になるが、喜んでくれるだろうと思うと苦労ではない。母親の気分も良くなるものである。今年の8月5日には、東京駅八重洲北口に新たに「東京ギフトパレット」がオープンしたようだ。赴けるのはいつになるだろうか。

 東日本大震災前までは、上野駅から常磐線の「特急スーパーひたち」に乗って、相馬駅まで約3時間半の長旅であったが、福島第一原発事故の影響により県内の一部区間が不通になったため、東京駅から東北新幹線の経路に切り替えたという経緯がある。東北新幹線は福島県の内陸を通るため、浜通りの相馬駅には停車しない。そのため、一度、宮城県の仙台駅まで行って、常磐線に乗り換え約1時間かけて南下することになる。大きく遠回りすることになるが、それでも新幹線を使った方が所要時間は短く、一方で料金は高くなる。常磐線は仙台駅での乗車数が最大で私の地元に近づくにつれ、どんどん人が減っていく。風景は都会の街並みからほどなくして住宅街に変化していき、そのうち、田んぼと畑になり、遠くには太平洋が広がる。ゆったりとしており、人もまばらになった車両でガタンゴトンと揺られながら、都会の感覚が肌から引き剥がれていき、まるで御伽の世界へと徐々に変化していくようだ。

 実家での生活は家族と団欒し、夜な夜な外に繰り出すというパターンだが、友人との近況報告やバカ騒ぎするのは幾つになっても楽しい。宴が深夜まで続くとタクシーも無くなっているので、ヘトヘトになりながらも自宅までの長い道のりを虫の音を聞きながらトボトボと一人で歩いて帰るのだが、さすが田舎、街灯はほとんどなく闇の中をお化けに注意しながら前に進む。お墓の側を通るときは火の玉なんてのに遭遇しないよう急ぎ足で通過。ようやく自宅に到着すると飼い犬がわざわざ小屋から出てきて出迎えてくれるので、はやく家に入りたいところだが、ありがとうのヨシヨシを一分間。私が家で大人しくしていられないのは帰省も旅行と同じ感覚を持っており、せっかく遠くまで来たので日々を充実したいという思いからだろう。

 帰省も最終日となると、実家あるあるでお土産のお返しとしてあれもこれも持って帰れと、良い意味での倍返し。そして、後ろ髪を引かれながらも都会へUターン。東京駅に到着し新幹線から一歩外へ踏み出したその瞬間に人混みと喧騒で一気に都会の感覚に戻される。といった体験を年に3回、17年も繰り返しているが慣れることがない。いつも新鮮な気持ちで故郷に足を踏み入れ、ヘトヘトになって帰ってくる。田舎に帰る場所があるというものは良いものだとつくづく思う。まだまだ帰省はできそうにないが、お土産候補を考えながら気長に待っていよう。(真)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(moniシリーズ)、それに農業も手がけるIT企業
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