コンフィデンス・シンキング

誰にでも一瞬で変えることができ、その瞬間に、成功への懸け橋に立たせてくれる考え方。それが「コンフィデンス・シンキング」です。

「コンフィデンス・シンキング」を提唱されたのはＩさんという方です。Ｉさんは高校時代、偏差値30から半年で全国模試1位になりました。Ｉさんをモデルとした漫画がベストセラーになりました。Ｉさんは現在も作家、講師、脚本家、経営コンサルタント等として活躍されています。

「コンフィデンス・シンキング」を構成する７つの絶対原則を紹介します。

1.コンフィデンス(自信)
ビジネスでもプライベートでも、真の成功への道を歩むにあたり、何よりも重要なことは、揺らぐことのない絶対的な自信を持つことです。いくら戦略を練っても、堅実な努力をしても、コンフィデンスがなければ、成果を得られるわけがありません。

2.インタープリテーション(解釈)
人間は与えられた状況を変えることはできません。変えることができるのは「解釈」だけです。ある出来事に対してネガティブな「解釈」をしたとしても、すぐに、別の「解釈」がありうるのではないかと考える習慣を身につけることです。

3.ゴール(目標)
ゴールを明確に描くことで、カラーバス効果によって、今の自分にとって重要な人やものと、重要ではない人やものが明確になり、自分にとって重要な人やものが生活の中で浮き彫りになります。

4.アナリシス(分析)
アナリシスには、セルフアナリシス(自己分析)とターゲットアナリシス(ターゲット分析)の2種類があります。
セルフアナリシスではゴールが明確になったら、自分自身の価値観を知り、過大評価も過小評価もすることなく、ありのままの自分を受け入れる。
そして、ターゲット分析を行う際、メディアに振り回されることなく、できるだけたくさんの情報源にあたって情報を相対化し、「自分なりの真実」を構築する姿勢を身につけることです。

5.ストラテジー(戦略)
戦略の有無、言い換えれば、最短距離を探す姿勢の有無が、大きな結果の差につながります。戦略を考える際、時間とお金と労力を通して、目先の利益にとらわれないことも重要です。時間とお金と労力を先行投資すればするほど成長は早いので、結果的に大きな利益につながるのです。

6.アクション(行動)
どれほど知識があっても、どれほど最高の戦略があっても、行動に移して形にしなければ、まったく意味がありません。アウトプットしてはじめて価値が生まれるのです。

7.ビジョン(展望)
成功法則の本には「自分のためではなく、他者のため、社会のためというビジョンが必要」ということがよく書かれています。他者支援のビジョンを持つ人が増えれば増えるほど、どんどん素晴らしい社会になるのです。

「次の世代、そのまた次の世代が幸せに生きていける日本」を手に入れる最短距離。それが間違いなく「コンフィデンス・シンキング」です。

私はＩさんのお話を何度か聴かせて頂いたことがありますが、言葉が非常にポジティブでチャレンジャーかつ、戦略家の印象を持ちました。偏差値30から全国模試一位になるまでに相当な努力をされたように思います。もっとも印象に残った箇所はストラテジー(戦略)で、時間とお金と労力を先行投資することの重要性を学ばせて頂きました。人生はあっと言う間かと思いますが、無駄のない人生を送っていきたいですね。(横)

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