あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

NHKは危機感を感じているか

2019年05月08日 23時55分54秒 | 政治(安倍政権)
 先日の統一地方選挙、大躍進を遂げた政党がある。

 その政党の名は「NHKから国民を守る党」である。

【J-CAST】なんと26人当選...「NHKから国民を守る党」拡大遂げる おひざ元・渋谷区にも議員誕生
http://news.livedoor.com/article/detail/16356187/

 ちなみに、俺はNHKが大好きである。潤沢な予算があるからこそ、作る事ができる実験的だったり、大規模だったりするコンテンツ群。大河ドラマも好きだし、朝のラジオ体操も、各種学習コンテンツも素晴らしい。

 NHKは、日本にとって必要な企業であって、決してなくなってよい企業ではない。
 俺は、NHKを潰す事には反対である。

 しかし、NHKから国民を守る党に、存在意義はあると考えているし、はっきり言って「もっとやれ」という気分なのである。
 ニュアンス的には、野党・民主党全盛期の頃、「確かな野党が必要です」と消費税増税反対を一貫して主張し続けた、当時の共産党の存在意義に近いものがあると思う。
 俺は当時、「民主党や公明党は必要ない。日本は自民党:共産党=7:3ぐらいでうまくまわっていく」と主張していたものである。

 野党・民主党全盛期の頃、消費税増税は既定路線で、増税反対を唱える人は「現実的ではない」と言われ続けていた。
 前提に増税があって、そこで苦しむ人をどうやって救うのか、が基本的な争点となっていた。増税を中止しようという前提条件を覆すような事が、当時できなかったのである。

 要するに、増税派が強すぎたのである。
 NHKも同じだ。あの会社は強すぎる。反対意見に聞く耳を持つ必要がない程に強いのだ。
 しかし、NHKもかわりつつある。世論は、最早マスコミの思うように踊ってはくれない。いくらモリカケ問題で安倍内閣を叩きまくろうが、中国や韓国を擁護しようが、むしろオオカミ少年の如く、徐々に信頼を失っていく。
 よって、信頼を失わない程度に、微妙な印象操作ぐらいしか、できなくなってきているのだ。現在。
 NHK社内でも、世代交代も進んでいく。全共闘の世代は現役を引退し、音楽の教科書の一番後ろに掲載されている君が代のページに、教科書が配られた直後の最初の音楽の授業で、校歌のプリントが配られ、そこに貼り付けるよう、生徒に命じるような先生から教育を受けた世代は、もう少数派なのである。

 それでも。今も残っている全共闘世代や、その影響を受けた世代は老害として、熾火の如く燃え続けている。
 若い連中は、あまり、そーゆー「酷すぎる」NHKの印象って、ないのかもしれないね?反日マスゴミと呼ばれると、若い子でもNHKや朝日の名前なんかは、もしかしたら「パッ」と思い浮かぶのかもしれないけれども。「実例は?その反日放送やってるってのは、どの番組の事?」とか聞かれると、言葉に詰まるかもしれない。

 俺も、まあ実例ってのは知ってるけどさ。どんなヤツが主導してたんだろうってのは、なかなか知らないんだよね。
 そんな、数少ない実例の、キモい演説が記事になっていたので、嬉々として紹介したいと思う。こんな連中だよ。主導していたのは。

【産経】元NHK・永田浩三氏「安倍君、憲法をいじるのはやめろ」
https://www.sankei.com/politics/news/190503/plt1905030028-n1.html

「皆さん、こんにちは。32年間、NHKでプロデューサー、ディレクターをしていました。(中略)
 安倍君は福島(第1)原発事故の後、すぐに原発をやめると決めたメルケルさんとは相性が良くないみたいですし、加計学園の獣医学部を作るのが、いかに無理筋だったかを証拠立てて語る前川君が苦手なようです。あと志位和夫君も苦手みたいです(中略)
 私は、日本軍の慰安婦として被害に遭った女性たちを扱ったNHKの番組の編集長でした。一方、その時、安倍君は内閣官房副長官。君は放送の直前にNHK幹部たちにちょっかいを出し、番組が劇的に変わってしまいました。(中略)
 私は抵抗しましたが、敗れました。体験したことを世の中に語ることができず、孤立し、長い間、沈黙を続けました。(中略)
 東京新聞の望月衣塑子記者が菅(義偉)官房長官からさまざまな圧力を受け、質問が十分にできない中、それでも、われわれの知る権利の代行者であろうと必死で頑張っています。私には人ごととは思えません。(中略)
 君には戦争の中で傷ついた人、声を上げられない弱い人を思いやる気持ちが欠けています。(中略)
 これ以上、日本社会を壊すことはやめなさい! これ以上、沖縄をいじめるのはやめなさい! 大事な憲法をいじるのはやめておとなしく身を引きなさい!(中略)
 リセットすべきなのは、元号ではなく、今の政権なのだ(後略)

 …ドン引きであろう?
 だから、俺はNHKから国民を守る党が過激な論調を背景に、勢力を伸ばすのは賛成なのである。こーゆー「元NHK」の、真正キチガイばかりの会社なら、こーゆーのが主導で番組を作っているのなら、潰れた方がいいんだよNHK。
 すると、現在のNHKは、そーゆー「元NHK」とは距離を置こうとするだろう?
 天安門事件の時、「中国共産党と日本共産党は別物です!」と街宣しまくった当時の共産党と同じだ。
 疑いを晴らす為、NHKは正常化方向へと、進んでいかざるを得ないだろう。

 そんなわけで。NHKから国民を守る党は、次は国会での大躍進を狙っているそうだ。
 強すぎる自民党以外に投票の余地のない、維新の会のような政党のない近畿以外の地域のみなさんは、この政党へ投票するのも、悪くないような気がするよ。

 日本型リベラルは、日本には必要ない。
 連中が滅んだ後、日本の国益においては共闘できる本物の左翼が、現在津的に右派と妥協できる左派が生まれる事を望む。

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1 コメント

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Unknown (TAMIDA★☆)
2019-05-09 09:54:25
N国党も維新の党も怪しげで、若しかして共産党、
立民、民民以上におかしな組織かも知れませんよ。
維新においては、少数政党で理念が統一し易い割に意思統一が成されておらず方向性も、保守と強調する割に保守には見えない部分が、自民以上に多く存在し、昨日の情報では伝統に反し野党勢力と考えを一致させる女性宮家設立の意向の動きに便乗する動きからも、保守或いは右派、右翼と呼べない勢力だと見た方が正しい、維新勢力への解釈と成りえると思います。
維新の大きな目標が道州制導入と大阪都構想に有ると思えば、保守派、右派、右翼と思わせるのが彼ら思い描く詐欺的手段に過ぎないと思って居ます。
まー質の悪い詐欺政党ですねー。
N党率いる立花孝志氏にもNHKを商売ネタとしてNHKで散々集金している事で同様なことが言えます。
イラネチケーと云うNHKを受信できない受信器を商売ネタとして、資金を募って事業を頓挫させた、徴収した資金を横領したとも言われて居りますし、NHKは立花氏にしては金のなる木同然だと見るべきでNHKに対する潰してヤルと云う発言も疑う必要が有ると見てますが、まー、NHK問題を一般に知らしめる効果としては高い存在で、そう云う意味だけの価値はそれなりに有りそうですが。反NHK、NHKを改善、潰すと云う意味では、彼+等の存在は当てに成らない存在でガス抜きレベルだと見てますが

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