あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

都議選雑感【普通編】

2013年06月24日 21時53分52秒 | 政治(安倍政権)
 政治ブログとして。都議選には触れておかねばなるまい。

 …。おかしいなぁ。俺、最初(今から10年ぐらい前)ぜんぜん政治ブログなんてするつもり、なかったんだけど…。きっと俺が感じている「政治ブログとして」とか言ってる違和感を、誰もまったく感じていないんだろうなぁ。閑話休題。

 ほぼ予想通りと言ってもいいと思う。
 自民党・公明党圧勝、民主党歴史的惨敗。争点は、東京都で絶大な人気を誇る石原慎太郎元都知事率いる維新の会が、橋下舌禍による逆風の中、どこまで票が伸ばせるかというところだったんだけど。
 案の定、2議席という大惨敗であった。

 政治というものは、ある意味貸借対照表や世界のマネーの流れと同じで、絶対量内でのパイの奪い合いである。あっちが増えればこっちが減るのだ。
 当然、民主党の持っていたパイは民主党以外の全政党へ配布される事になったが故の結果なのだが。
 民主党の持っていたパイはほとんど自民党が現在持っていると思っていいと思う。では、「維新の会」が持っていたパイは?という話になるのである。

 それが、共産党の躍進に繋がっている。

 つい先日まで、日本の政党で国籍条項があったのは、自民党と日本共産党だけであった。ほぼ、純粋な日本人の政党であると言えるのは、この2党だけだ。

 実にいい流れだと思うわ。

 だけど。この流れで沖縄での共産党の力が強まるのは、少々頂けないのだけど。
 今回の選挙は、国政選挙ではなかったとは言え、問われたのは国政であった。
 自民がアベノミクスの実績を強調し、民主党がアベノミクスで庶民は潤ったのかと、憲法改正は本当に良いのかを問う。

 結果がこれである。自民党・公明党議員全員当選。後は野党でパイを分けろと。
 そして、その中で躍進したのが、野党内での唯一の日本人政党、日本共産党。

 ちなみに、野田政権ぐらいのタイミングだったと思うが、民主党の党員資格には日本国籍保有者である事が追加されている。そして、新勢力である維新の会の党員資格には最初から日本国籍保持者である事が記載されている。

 安倍政権より、日本の勢力図は明確に変わった。ようやく、政治が日本人によって行われる流れになりつつあるのだ。

 今回の結果は、完全に参院選の予備選であった。
 何事もなければ間違いなく、ほぼこのまま参院選に反映されるであろう。
 民主党と維新の会の危機感は極限に達していると言えよう。今や両方、日本人政党である。外国人の入党を拒めない公明党の疎外感は、いかばかりであろう。
 とりあえず民主党は、以前から主張している通り、分裂を推奨しておく。

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