あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

狼と香辛料が佳境に入った

2010年09月16日 22時11分46秒 | 読書
 1コ前のエントリに絡む余談なんだが、今月の新刊だった「狼と香辛料」が、実にタイムリーなネタだった。「狼と香辛料」は、時代的には中世かな?主人公が商人で、「中世の経済」をメインのテーマとして扱ったライトノベルである。

 【狼と香辛料1】
 

こっちが最新刊。【狼と香辛料〈15〉 太陽の金貨<上>】
 

 デノミや先物取引等、昔からあった考え方なんだなぁという、現代の経済に興味があればさらに面白い小説で、神様(=老いない美少女)と人間(主人公の商人)の恋愛もの小説でもある。
 実に変わった小説で、最初の方の巻は本当に純粋に面白く、ぐいぐいと引き込まれる。

 後半は茅田砂胡の小説みたいに惰性で続く感じになるんだけど、潮時を作者がきちんと理解しており、多分次巻で最終回である。いや…上下巻だしなぁ。ホントに今回のエピソードで終われるんだろうか。
 毎回、その時の経済ネタを当ててきているように思うのだけど、今回はホント偶然だろうと思う。でなきゃ預言者みたいだ。
 ホントは、前回のエントリは、このネタも絡めたエントリにしたかったんだけど、ネタバレになっちゃうから書かなかった。
 どうしてタイムリーなのかは、読んだ人が考えてみたらいいと思う。

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(ネタバレ改行(パソ通ちっくで懐かしいなぁ…))











 今回の毎日新聞やら鳩山由紀夫が、狙っているであろう経済効果の話であった。
 新規通貨発行成功時にどんな事が起こるか…。とかそんな話だ。
 以上。


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