あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

無能なミスター・プレジデント

2015年11月04日 23時06分52秒 | 政治(安倍政権)
 日本と韓国が、かつてない程に良い関係なのに。なぜ米国は邪魔をするのだろう。
 それが、この記事を読んだ時の最初の感想だった。

【産経】慰安婦問題、日韓首脳会談でも埋まらぬ溝 「年内妥結」迫られるも安倍首相突っぱねる
http://www.sankei.com/politics/news/151103/plt1511030005-n3.html

 問題の文章は、この記事の3頁目に出てきた。長文記事の最後の頁だ。

今回、日韓両国が慰安婦問題の協議加速を「演出」した背景には、米国の要請もある。米側は日本側に慰安婦問題での譲歩を求め、韓国側にも日本との関係修復を迫ってきたからだ

 韓国が、慰安婦問題が重荷となって日本との関係が修復できないと思っているのは間違いない。慰安婦問題だけで、1時間40分も語れるわけはないのだ。
 よって、韓国にとって米国の要請は渡りに船。

 朴大統領が「慰安婦の事で言うべき事ははっきり言ってやった!」ってのと、安倍総理が「受け入れられるわけがない」と全部突っぱねたってのは、セットである。この枕詞があった後、本命の話し合いがあったからこその100分間なのだ。

 その中で、早くも明らかになっているのが、韓国のTPP参加である。

【産経】朴大統領が日本にTPP参加の後押し要請、日本産水産物規制問題の糸口に
http://www.sankei.com/economy/news/151102/ecn1511020031-n1.html

 他にも、様々な経済協力話があっただろうと思われるが、そこは追々、徐々に明らかになっていくって感じだろう。

 しかしなぁ。100分間も会談やってて、昼餐の時刻に近かったにもかかわらず昼餐もなく、共同会見もないとは異様の一言な首脳会談だよな。
 今回、共同会見がなかったのは、韓国側の要請だったらしく、口下手な朴大統領が、産経の加藤記者の国策訴訟問題とか、慰安婦問題で国内外メディアに共同会見で質問されるリスクを回避した結果なのだそうな。

 だったらやらなきゃいいんだよな。日韓の雪解けのアピールなら、完全に逆効果だよ。米国の要請で双方妥協点を探るような発言をちょーっとしただけで、日本の方では

【時事】「慰安婦」で政府に注文相次ぐ=自民[時事]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151104-00000111-jij-pol

「河野談話で『これが最後だ』と言って変な妥協をし、どれだけ大変なことになったか」と慎重な対応を要求。別の出席者は「(ソウルの)日本大使館前にある慰安婦像の撤去をまず求めるべきだ」と主張した。

 とこれまたザ・与党の自民党がネトウヨ対応だし(日本国民の半分以上が今やネトウヨ対応なんじゃないかこれ)
 韓国は韓国で、

韓国では、慰安婦問題は「反日団体の韓国挺身隊問題対策協議会が事実上の拒否権を持っている」(元韓国外務省高官)といい、政府のコントロールは必ずしも効いていない。

 慰安婦関連問題の三条委員会があって、政府コントロールができていない。両方共、国民感情レベルで批准不可能な案件なんだよ慰安婦問題ってのは。両方の負の感情が増幅するだけ。

 何をやっても逆効果な時期ってのはあるものだ。そーゆーのは普通冷却期間を置こうとか、元恋人同士だったら考えるものなんだ。韓国と恋人同士とかおぞけるが。
 つーかそれで疎遠になって普通に自然消滅するだろうけどな。恋愛なら。
 それが自然だし、楽なんだよ。韓国は無理に米国とか在韓日本大使館前とかで建立した慰安婦像の撤去も考えなくていいし、国内の反日分子の反感を買うことなく政権運用できるしさ。

 …日本の援助なんかなくってもいいじゃない。ねえ韓国さんよ。経済崩壊した方がマシでしょ?

 そんな二人を、なんだか無理矢理にヨリを戻そうとイッチョカミするからさ…。双方に恨まれるんだよ。わかってるかな米国。空気読めよ。

 そうだよなー。「ヘタリア」の米国は、空気読まない「俺すげー!俺さいこー!」な奴なんだよな。日韓双方にどれだけ嫌な想いをさせてるか、きっとわかってないんだろうね。



 あーあ。これでまた、日本での米国の株が1つ落ちたな…。東日本大人災の時、「トモダチ作戦」で米国株はストップ高だったのに。あの時の貯金を随分と使い込んでるな。ミスター・プレジデント。

 日韓の雪解け要請は、日本人をバカにしている事にさっさと気がつけよ。この無能

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※ランキング上がってきました!応援おねがいします!

ε‐δ論法からトポロジーへ



コメントを投稿