あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

年内解散とバンドワゴン効果

2014年11月12日 23時00分09秒 | 政治(安倍政権)
 朝一番、産経の一面はデカデカとこんな話題だった。

【産経】首相、12月衆院選の意向 消費再増税は1年半延期
http://www.sankei.com/politics/news/141112/plt1411120005-n1.html

 つくづく、日本人は『自主規制体質』なんだなぁと思う。…意味わかる?バンドワゴン効果に弱いっつーか。予防線張りすぎっつーか。
 これでは、マスコミが増長すんのも、無理はないわ。

 安部総理は、解散するぞなんて一言も言っていないわけで。とられた言質は何もない。仮に、衆院解散が回避されたとしても、政権にはなんの痛痒もない。ちとマスコミが恥ずかしい思いをするだけのはずなんだが…。

 年内解散という急激なスケジュールでは、もはや安部総理の確定発言は待てない。既に選挙モードに入って、関係者は全力で準備に走っている。
 こうなるともう、後には引けそうにない。恐らく9割方、マスコミの言うとおり12月に衆院は解散するであろう。

 安部総理が

「解散のタイミングは何ら決めていない。私自身は解散について言及したことは一度もない」

 と曖昧に濁しただけでである。これでは「明日は晴れかなぁ」と言っただけでも「首相は否定しなかった」という理由で解散総選挙にされてしまいそうだ。
 これでもし、解散しなければ、麻生元総理や菅元総理のような叩かれ方をするのも、明らかであろう。

 さっきもちょっと言ったが。バンドワゴン効果って、ご存知だろうか。

【Wiki】バンドワゴン効果

バンドワゴン効果(バンドワゴンこうか、英: Bandwagon Effect)とは、ある選択が多数に受け入れられている、流行しているという情報が流れることで、その選択への支持が一層強くなることを指す。

 この12月解散がもしあったならば。それはマスコミの演出があったがゆえに、避け得ないものとなったと記憶しておくべきだと思う。

 さて。ゴミのバンドワゴン効果に乗っかるのは実に癪だが。
 俺も選挙の話をしようと思う。あくまで、選挙になった場合の話だが。

 今回、どこに投票すべきだと思う?

 ここで、橋下大阪市長の以前の発言を思い出してみよう。

【産経】橋下氏 いまの状態で政権交代したら「国家の崩壊」
http://www.sankei.com/politics/news/141104/plt1411040051-n1.html

 そう。その通りなのである。選挙とは言うものの、他党に政権担当能力はない。これはいくつかある「橋下卑怯流兵法」の1つ、「絶対に負けない選挙」なのだ。先日の、ドッチラケ大阪市長選である。橋下一強だったあの選挙と同じ。

 絶対負けない喧嘩をやって、「選挙やって民意を得た」とやろうとしているのである。実に憎たらしい。以前紹介した、橋下の「口喧嘩なら絶対にまけない」に通じる。

 その事実を前提として、では野党や公明党へ投票するのか?という方針で、今回の選挙を考えてみよう。

 とりあえず。絶対にやっては行けない投票とは。
 自民憎しで民主党に投票する事である。

 アレに復活の芽を与えてはならない。尤も、消費税増税を決めたのは連中である。消費税増税について与党を非難しにくく、連中の「勢力拡大」は極めて困難であろう。まあウチの読者の方であれば、アレに投票するようなアホはいないと思うので、論外という事にしておこう。

 なら。消費税増税やTPPに明確に反対する、共産党への投票となるだろうか。

 いや、結局、共産党はしばき隊界隈とのシンパシーがある団体なのだ。地方選挙とは違い、国政で勢力を伸ばしてやるにはやはり抵抗がある。それならいっそ、白票や投票拒否か。

 白票は、結局組織票への支持と大差はない。自民党や公明党に投票しているのと同じだ。投票拒否は…。「歴史的な投票率の低さで安倍自民再選」という、なんとも言い様がない政治不信を予感させる結果にすることができる。

 なら、やっぱり自民党なんか…。うう。「さらにもっと消極的自民党支持者」に、俺になれというのかううううう。


 いつも、投票行動を啓蒙する当ブログだが、今回は投票拒否もやむを得ないと思う。

 また、TPPや消費税増税に対し、明確な意思表示をしたいのであれば、自民党政権継続が約束されている今回、共産党への投票もいい機会のようにも思う。

 他に、主張として面白い、「生活保護は日本人のみ」「生活保護の現金支給禁止、現物のみ」を掲げた次世代の党への投票も、多少はアリだと思う。ただ、現在最悪といっても差支えがない経済政策を続ける安倍政権と、経済政策の面において次世代の党はほぼ方針が一緒なんだよね。
 ただ、生活保護改革を掲げる=「韓国を追いつめよう」なので、安倍政権が密かに掲げてる「韓国潰し」に賛同するという意味で、投票するのはアリだろう。「生活保護改革」が票になるというアピールにもなってくれるかもしれないし。

 今回の選挙は、面白くない。俺はもっと面白い熱い選挙が見たい。
 だけど、上記のような争点において、どの野党がどれぐらい、得票数を伸ばすかは、注視しておきたいと思っている。(得票が伸びるのはガチ。その流れた票が民主党へ行きませんように…)

 共産党が一番伸びれば、「消費税やTPPにNO」の世論があるとか、次世代の党が一番伸びれば、「在日韓国人にNO」の世論があるとか。そんな感じ。

 さて。ホントに年内解散、あるんかいな?

人気ブログランキングへ
人気ブログランキングへ ※応援よろしくおねがいします!

偽情報退散! マスコミとお金は人の幸せをこうして食べている (5次元文庫)



コメントを投稿