昨日ネタにしようと思っていた話。
櫻田淳氏の産経コラムがまた、いい味を出していた。
昨今のコラムで、俺のオススメは鈴置高史氏(日経編集委員、日経ビジネス「早読み深読み朝鮮半島」)と、この櫻田淳氏である。
櫻田氏のコラムは固く地味なんだが、いつもウンウン頷きながら読むことができる。また、アプローチが商業的ではなく学者的なので、どうしてもウケ狙いな俺のようなブロガーが好む商業的目線とは違う故にいつも発見があり、楽しませてもらっている。
彼は、自身のブログを持っていて、基本的に産経の「正論」欄で執筆した内容の転載をやっていた(産経のワシントン特派員、古森義久氏の「ステージ風発」と同じようなスタンス)んだけど、ここ数年更新されていない。残念な限りである。
そーゆーブログをするなら「IZA!」でやれとか、産経から文句でも言われたのかな?
さて、そんな櫻田氏のコラムを、今日はちょっと深く紹介してみようと思う。
ちょっと硬すぎるんだよ櫻田氏。フランクに紹介すればこんな面白い文章書いてるのになぁ。
【産経】朝日は脱皮せねば「化石」になる 東洋学園大学教授・櫻田淳
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140903/plc14090303090004-n1.htm
このコラムで櫻田氏は、昨今の朝日の慰安婦強制連行撤回について触れ、「いい機会だから『正しいリベラル紙』として再生してはどうか」と語っている。
みんながクソミソに朝日を叩くんだけど、俺が朝日に一定の存在価値を認めているのは、朝日のような「左翼的主張」もまた、必要だと思っているからだ。
俺は櫻田氏の意見にすごく賛成なんだけど。
表現難しいんだけどな。つまり、
1.根拠のないネトウヨレッテル叩きはやめるべき
2.「憲法9条教」からの脱会
と言っているのである。いや無理だろ。
朝日の存在価値は何?と問われればそれは間違いなく、「日本の中にある中韓の代弁者」である。読者もそれを期待して読んでいる向きがある。
言ってみれば朝日新聞は、憲法9条教に帰依しているのではなく、中韓に帰依しており、中韓の利益になるように、日本人を綺麗事でもって弱体化させる事を目的としている…ようにしか見えないのだ。
「リベラル」という看板は、「中韓の代弁者である」という実態に対する隠れ蓑にすぎない。
櫻田氏は、その辺りがわかってて学者的に分析するのだ。
他にも、皮肉とかは混じらないものの、表現としては「得てして妙」と言わざるをえないようなものを多く見せてくれる。
ナショナリズム抑制政策を、「禁酒法」になぞらえる手法は流石としか言いようがないし。
また、上記で紹介したように、「朝日のリベラルとしての看板」が単なる隠れ蓑であって朝日の本懐ではない点もちゃんとおさえてある。「現状ではリベラル失格」が、実例で紹介されているのである。
面白いだろ?
さて。櫻田氏は冒頭でも記事タイトルでもそうあるように、「朝日には普通の左派メディアになってほしい」と語っている。
俺も、朝日のようなメディアは必要だと思っているのだけど…。
悲しいかな。現在の日本には、「嘘をつかない左翼」は存在しない。
いや、もちろん右翼も保守も、それに俺だって嘘をつく。嘘をつかないとか言っている奴が最も嘘つきなのは、鳩山由紀夫を見れば火を見るより明らかだろう。
そういう意味ではなくて。うーん。なんて言ったらいいのかなぁ。あ。そうだ「真実を語らないのが左翼」?いや違うな。なんと言えばいいのか。適当な言葉が思いつかないのだけど。
要するにね、日本左翼は基本的に詐欺師なんだよ。普通の日本人がつく嘘とは次元が違う。犯罪級の嘘つきなんだよ。
櫻田氏は、詐欺師に「真人間になれ」と語っているようなもので、このコラム全体が壮絶な皮肉になっているのである。
いやあ今回のコラムも面白かったわ。
みなさんも、彼のコラムは読んでてしんどいんだけど。継続的に読んでみてほしいと思う。俺は彼のファンなのだ。
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「常識」としての保守主義 (新潮新書)
櫻田淳氏の産経コラムがまた、いい味を出していた。
昨今のコラムで、俺のオススメは鈴置高史氏(日経編集委員、日経ビジネス「早読み深読み朝鮮半島」)と、この櫻田淳氏である。
櫻田氏のコラムは固く地味なんだが、いつもウンウン頷きながら読むことができる。また、アプローチが商業的ではなく学者的なので、どうしてもウケ狙いな俺のようなブロガーが好む商業的目線とは違う故にいつも発見があり、楽しませてもらっている。
彼は、自身のブログを持っていて、基本的に産経の「正論」欄で執筆した内容の転載をやっていた(産経のワシントン特派員、古森義久氏の「ステージ風発」と同じようなスタンス)んだけど、ここ数年更新されていない。残念な限りである。
そーゆーブログをするなら「IZA!」でやれとか、産経から文句でも言われたのかな?
さて、そんな櫻田氏のコラムを、今日はちょっと深く紹介してみようと思う。
ちょっと硬すぎるんだよ櫻田氏。フランクに紹介すればこんな面白い文章書いてるのになぁ。
【産経】朝日は脱皮せねば「化石」になる 東洋学園大学教授・櫻田淳
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140903/plc14090303090004-n1.htm
このコラムで櫻田氏は、昨今の朝日の慰安婦強制連行撤回について触れ、「いい機会だから『正しいリベラル紙』として再生してはどうか」と語っている。
みんながクソミソに朝日を叩くんだけど、俺が朝日に一定の存在価値を認めているのは、朝日のような「左翼的主張」もまた、必要だと思っているからだ。
俺は櫻田氏の意見にすごく賛成なんだけど。
しかしながら、その脱皮には、2つの前提がある。それは、第1に「日本のナショナリズムに対する盲目的な批判」の惰性から抜け出すことであり、第2に憲法第9条に体現される異様な戦後「平和」思潮への帰依を捨てることである。
表現難しいんだけどな。つまり、
1.根拠のないネトウヨレッテル叩きはやめるべき
2.「憲法9条教」からの脱会
と言っているのである。いや無理だろ。
朝日の存在価値は何?と問われればそれは間違いなく、「日本の中にある中韓の代弁者」である。読者もそれを期待して読んでいる向きがある。
言ってみれば朝日新聞は、憲法9条教に帰依しているのではなく、中韓に帰依しており、中韓の利益になるように、日本人を綺麗事でもって弱体化させる事を目的としている…ようにしか見えないのだ。
「リベラル」という看板は、「中韓の代弁者である」という実態に対する隠れ蓑にすぎない。
櫻田氏は、その辺りがわかってて学者的に分析するのだ。
他にも、皮肉とかは混じらないものの、表現としては「得てして妙」と言わざるをえないようなものを多く見せてくれる。
「日本のナショナリズムを抑える」という盲目的な姿勢は、朝日新聞が懸念する「ナショナリズムの危険」に向き合うにはあまり役立たない。それは、アルコールの害悪に対処するために、「禁酒法」制定で臨むようなものであるからである。
ナショナリズム抑制政策を、「禁酒法」になぞらえる手法は流石としか言いようがないし。
また、上記で紹介したように、「朝日のリベラルとしての看板」が単なる隠れ蓑であって朝日の本懐ではない点もちゃんとおさえてある。「現状ではリベラル失格」が、実例で紹介されているのである。
加えて、朝日新聞は、「慰安婦虚報」で問われるべき事柄の本質が、「女性の人権侵害」にあると主張している。それは、「リベラル・メディア」にふさわしい見方であろう。そうであるならば、たとえばナイジェリアに暗躍するイスラム過激派、ボコ・ハラムの蛮行は、朝日新聞の論調の中では、どのように評価されたのか。(中略)
ボコ・ハラムの蛮行がこの5月8日に世界に伝わった後、この件を社説で取り上げたのは、毎日、産経両紙が最も早く5月11日付であり、読売新聞が15日付、東京新聞が17日付で続いた。朝日新聞は、事件露見から2週間近くたった19日付で漸く取り上げている。ボコ・ハラムの蛮行に対する反応が最も鈍かったのは、実は朝日新聞なのである。
ボコ・ハラムの蛮行がこの5月8日に世界に伝わった後、この件を社説で取り上げたのは、毎日、産経両紙が最も早く5月11日付であり、読売新聞が15日付、東京新聞が17日付で続いた。朝日新聞は、事件露見から2週間近くたった19日付で漸く取り上げている。ボコ・ハラムの蛮行に対する反応が最も鈍かったのは、実は朝日新聞なのである。
面白いだろ?
さて。櫻田氏は冒頭でも記事タイトルでもそうあるように、「朝日には普通の左派メディアになってほしい」と語っている。
筆者は、朝日新聞が「『普通の国』のリベラル思潮やハト派姿勢」を体現するメディアに脱皮することを望んでいる。(中略)「言論の多様性」を担保する意味からも大事になる。
俺も、朝日のようなメディアは必要だと思っているのだけど…。
悲しいかな。現在の日本には、「嘘をつかない左翼」は存在しない。
いや、もちろん右翼も保守も、それに俺だって嘘をつく。嘘をつかないとか言っている奴が最も嘘つきなのは、鳩山由紀夫を見れば火を見るより明らかだろう。
そういう意味ではなくて。うーん。なんて言ったらいいのかなぁ。あ。そうだ「真実を語らないのが左翼」?いや違うな。なんと言えばいいのか。適当な言葉が思いつかないのだけど。
要するにね、日本左翼は基本的に詐欺師なんだよ。普通の日本人がつく嘘とは次元が違う。犯罪級の嘘つきなんだよ。
櫻田氏は、詐欺師に「真人間になれ」と語っているようなもので、このコラム全体が壮絶な皮肉になっているのである。
いやあ今回のコラムも面白かったわ。
みなさんも、彼のコラムは読んでてしんどいんだけど。継続的に読んでみてほしいと思う。俺は彼のファンなのだ。
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「常識」としての保守主義 (新潮新書)
朝日新聞は、今朝の天声人語(このコラム名も傲岸不遜だと思います)で夫婦別姓を進めるべきという主旨の記載をしていました。
おおよそ、日本の伝統や文化。こういったものに対する本能的な攻撃性があるのではないかと思います。
朝日新聞が火をつけた慰安婦問題は、海外のみならず、日本国内でも多くの間違った動きを引き起こしました。
なかでも、私の地元、兵庫県宝塚市は全国に先駆けて『従軍慰安婦への謝罪と賠償を求める決議』を満場一致で可決しました。
この影響で、全国42の自治体が、次々と同様の決議をするに至っています。
現在、この恥ずべき決議を撤回させるべく、署名活動を行っております。
http://blogs.yahoo.co.jp/mikiowing/16673994.html
可能でございましたら、ご署名と情報の拡散に御協力頂けませんでしょうか。
不躾なお願いで恐縮です。
何卒、ご助力を賜りますよう、お願い申し上げます。
失礼いたします。
結局きれい事をなくさないとキレイにならない
非難を覚悟で反日キチガイを駆除しないとヨーロッパみたいになる