野田が帰国したな。今回の首脳会談、野田はまさに「ネギ背負ったカモ」だった。
アメリカはいつもそうなんだが、基本的になんらかの要求を対外国へ行う前に、国内の雰囲気作りを行う。
GMを復活させる為に、トヨタを理不尽な圧力にさらして、GMが復活してきたら、小さくトヨタを持ち上げる記事を出す。
アメリカとはそういう国だ。資本主義とは、国民がバカである事を前提としている。
「この株を買ったら儲かる」と思って、ばっと一般人が買いに入る頃、既に賢い人は売り抜けている。大量にお金が集まるからこそ、その集約された力で物事が動いていくのだ。
そのアメリカを見習うなら。同じ資本主義国家として、本来、野田は日本国内で何をしなければならなかったか。
それは、アメリカと如何に利害が一致しているかを全面に押し出し、こっそりアメリカへの利益誘導も忘れず、かつ国民に分かりにくいようにするべきだったのだ。
あの小泉元総理のようにな。
野田。あいつは何をしたかと言えばだ。何もやっていないに等しいだろう。せいぜい日本国内へ、TPPで不利になるような事を報道させないようにしたか、そのぐらいの事しかやってない。
今回は、アメリカの中でもTPP反対論は渦巻いている。つまり日米両国共に、国内のコンセンサスに失敗している。
そういう意味では、米民主党のオバマも野田と似たようなモノだと言えるのだが、いかんせん、野田がアホ過ぎて救われた感じだ。
…現在、アメリカ政府もアホである。
今は派手に動く時ではなかろうに…。せっかく、カモがネギ背負ってきてくれたんだから、穏便に、野田に花を持たせて妙な警戒心を起こさせないようにしときゃいいのに。
こんな事言っちゃうしな。
はっはっは。
産経が必死で火消しをしようとしとるわ。
対米的にはホント、産経は最低な新聞だな。
【読売】米「発表はそのままだ」…TPP発表食い違い
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111113-OYT1T00394.htm?from=top
そして、こーゆーのは誠実に、正直にいくべしという方針で貫く事にしたかのような、対照的な読売。産経記事を真っ向から否定する…というかミスリードしようとする産経を断罪するような記事を投下。
うむ。読売はTPPについてはなんか、そこそこ誠実に記事にする方針なのかもしれないな。
関連:【拙】タニガキガー
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/ac69dbe9933fe3a9288cae353fb7c202
で。続けざまにアメリカはジャブを放つ。
自動車の関税撤廃と、保険の自由化について、日本に観測気球を投げてみる。
まだまだ。TPPなんだから「こんくらい当たり前やろ」的な部分だ。「公共工事を一般入札でTPP関係国も参加できるようにしろ」とか、核心部分はまだ遠い。
低いハードルから飛ばせていく気なんだろうけど。拙速だったと思うね。アメリカ政府も、アメリカの大企業の傀儡で、ギラギラと脂ぎって要求を突きつけてきてんのが、そのままなんのフィルターもかからずに口から出ているように見える。
なんか…。とてもTPP、うまくいくと思えないんだけどなぁ。日米両方ともの状況を見ているとなぁ。
日本が参加表明すると同時に、メキシコやらカナダやら、台湾やらも参加表明してるし。普通に日本の需要目当てだろ?
【日経】首相「TPPは開かれている」 中国とも経済連携
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E3E6E2E3868DE3E6E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000
それなのに。
ものすげーアホな事を言っているしな。こいつ。
いや、もしかして鳩山以上のアホなのかもしれぬわ。ぬかった。侮れんわ。
さあさどうするよ産経さん。こもりん。
TPPって、中国包囲網じゃないのん?
「TPP開国論」のウソ 平成の黒船は泥舟だった
アメリカはいつもそうなんだが、基本的になんらかの要求を対外国へ行う前に、国内の雰囲気作りを行う。
GMを復活させる為に、トヨタを理不尽な圧力にさらして、GMが復活してきたら、小さくトヨタを持ち上げる記事を出す。
アメリカとはそういう国だ。資本主義とは、国民がバカである事を前提としている。
「この株を買ったら儲かる」と思って、ばっと一般人が買いに入る頃、既に賢い人は売り抜けている。大量にお金が集まるからこそ、その集約された力で物事が動いていくのだ。
そのアメリカを見習うなら。同じ資本主義国家として、本来、野田は日本国内で何をしなければならなかったか。
それは、アメリカと如何に利害が一致しているかを全面に押し出し、こっそりアメリカへの利益誘導も忘れず、かつ国民に分かりにくいようにするべきだったのだ。
あの小泉元総理のようにな。
野田。あいつは何をしたかと言えばだ。何もやっていないに等しいだろう。せいぜい日本国内へ、TPPで不利になるような事を報道させないようにしたか、そのぐらいの事しかやってない。
今回は、アメリカの中でもTPP反対論は渦巻いている。つまり日米両国共に、国内のコンセンサスに失敗している。
そういう意味では、米民主党のオバマも野田と似たようなモノだと言えるのだが、いかんせん、野田がアホ過ぎて救われた感じだ。
…現在、アメリカ政府もアホである。
今は派手に動く時ではなかろうに…。せっかく、カモがネギ背負ってきてくれたんだから、穏便に、野田に花を持たせて妙な警戒心を起こさせないようにしときゃいいのに。
こんな事言っちゃうしな。
【産経】日米首脳会談の米側発表に外務省ビックリ! その真相とは…
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111113/plc11111317580026-n1.htm
米側の報道発表資料には環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について「野田佳彦首相が『すべての物品およびサービスを自由化交渉のテーブルに載せる』と述べた」と書かれていた。
↓ ↓ ↓
日本外務省「そのような事実はない」
↓ ↓ ↓
米側「センシティブ品目(自由化に慎重な品目)について配慮を行いつつ、すべての品目を自由化交渉対象とし…」⇒誤解と認めたと産経は解釈。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/111113/plc11111317580026-n1.htm
米側の報道発表資料には環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)について「野田佳彦首相が『すべての物品およびサービスを自由化交渉のテーブルに載せる』と述べた」と書かれていた。
↓ ↓ ↓
日本外務省「そのような事実はない」
↓ ↓ ↓
米側「センシティブ品目(自由化に慎重な品目)について配慮を行いつつ、すべての品目を自由化交渉対象とし…」⇒誤解と認めたと産経は解釈。
はっはっは。
産経が必死で火消しをしようとしとるわ。
対米的にはホント、産経は最低な新聞だな。
【読売】米「発表はそのままだ」…TPP発表食い違い
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20111113-OYT1T00394.htm?from=top
そして、こーゆーのは誠実に、正直にいくべしという方針で貫く事にしたかのような、対照的な読売。産経記事を真っ向から否定する…というかミスリードしようとする産経を断罪するような記事を投下。
うむ。読売はTPPについてはなんか、そこそこ誠実に記事にする方針なのかもしれないな。
関連:【拙】タニガキガー
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/ac69dbe9933fe3a9288cae353fb7c202
で。続けざまにアメリカはジャブを放つ。
自動車の関税撤廃と、保険の自由化について、日本に観測気球を投げてみる。
まだまだ。TPPなんだから「こんくらい当たり前やろ」的な部分だ。「公共工事を一般入札でTPP関係国も参加できるようにしろ」とか、核心部分はまだ遠い。
低いハードルから飛ばせていく気なんだろうけど。拙速だったと思うね。アメリカ政府も、アメリカの大企業の傀儡で、ギラギラと脂ぎって要求を突きつけてきてんのが、そのままなんのフィルターもかからずに口から出ているように見える。
なんか…。とてもTPP、うまくいくと思えないんだけどなぁ。日米両方ともの状況を見ているとなぁ。
日本が参加表明すると同時に、メキシコやらカナダやら、台湾やらも参加表明してるし。普通に日本の需要目当てだろ?
【日経】首相「TPPは開かれている」 中国とも経済連携
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819481E3E6E2E3868DE3E6E3E3E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;at=DGXZZO0195570008122009000000
それなのに。
ものすげーアホな事を言っているしな。こいつ。
いや、もしかして鳩山以上のアホなのかもしれぬわ。ぬかった。侮れんわ。
さあさどうするよ産経さん。こもりん。
TPPって、中国包囲網じゃないのん?
「TPP開国論」のウソ 平成の黒船は泥舟だった
この人の言い分は解りやすい。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111115/fnc11111502540000-n3.htm
杏林大学名誉教授・田久保忠衛 野田氏は米陣営滑り込みセーフ
>いまから14年前に、ズビグニュー・ブレジンスキー元大統領補佐官が自著、『ザ・グランド・チェスボード』でこう述べている。
「中国が大国として登場してきたことで、地政戦略上、極めて重要な課題が生まれている。
民主国になり、自由市場経済になった中国を、アジアの協力の枠組みの中に取り込むことができれば最高の結果だと言える。
しかし、民主主義への道を歩まないまま、経済力と軍事力が増大していけばどうなるか。
近隣諸国が何を望み、どう考えようとも『大中華圏』が登場し、それを防ごうとすれば中国との対立が激化するだろう。
そうなれば日米関係も緊張する(米国が中国封じ込めを進めたときに、日本がそれに追随することを望むとはかぎらない)。
日本政府がアジアにおける日本の役割についての考え方を大転換させかねず、最悪の場合には米国がアジアから撤退せざるを得なくなる」
>米国にはどこの国も考える戦略、戦術はあろうが、日本の国体まで揺るがすような陰謀が
TPPに秘められているかどうか。
>中国をあらゆる面で国際的常識に従わせるエンゲージメント政策の一環としてTPPを考えれば、
「米国と組み過ぎ」という発想にはならないはずである。
米国と組む=アメポチ、と言われるが、私は中国の属国ならアメリカの属州の方がマシと思うので、2択ならアメポチ。
福一もアメリカ式対応だったら、あんなことにはならんかったと思うし。
野ブタは恐らく首相の「アピールする能力」が足らないのだと思うが、毎朝駅前で演説ぶっていたなら、
同じように毎朝TVで演説すればいいのに何故しないんですかね?
あれ、党内基盤が弱いから失言したくないからなんじゃないですか?
田中角栄はいろいろと裏があったかもしれないが、「アピール力」は抜群だったし、だからそれなりの成果も挙げた。
小泉純一郎は党内基盤が弱かったが「アピール力」が抜群だったので長期政権を維持し北鮮から拉致被害者も取り返した。
思うに「アピール力」ってのは案外と重要なんじゃないでしょうか?
まあ、アホ鳩とカス菅みたいなのが「アピール能力抜群」だったらヒトラーになるが・・・。
野ブタについてはTPP反対だった故西岡参院議長が、
「あのどじょうの話は首相候補がするものではない」
「野田政権は3月には行き詰る」
と発言していたと思う。
政権運営に暗雲あり、ってことなんでしょうね。