あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

中国は日本の宗主国

2012年09月21日 22時57分45秒 | 政治(野田政権)
 思わず失笑した。

【NHK】【尖閣】玄葉外相「石原知事による購入を阻む唯一の方法だ」 尖閣国有化直前 日中のやり取り判明★3
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1348182467/

 ソースはNHKか…。
 愉快な程、今の日本政府が「中国共産党日本支部」だと思った。なんという下っ端。

 尖閣諸島なんて、国際法上は明確すぎる程に日本領。日本政府が「領土問題なんて存在せん」と宣言するのは当然だ。
 国有化の方針どころか、建造物建築なんかも、中国が口を挟もうものならば、本当は「内政干渉である!」と突っぱねればいいのだ。

【ガジェ通】中国人記者に「民主主義の国なのにおかしい」と指摘される日本マスコミ
http://getnews.jp/archives/252760

 そうやられても、中国は絶対に手が出せない。

間違いなく日本領土である尖閣諸島に対し、「個人的な犯罪行為」を超える「国家的侵略行為」は本当に宣戦布告に相当する。

 中国はメンツの国だ。あまり悪し様に責め立てるとメンツ丸つぶれなので、めんどくさい日本は基本、なんも言わずに放っておくのだけど。今回は、石原都知事の都・尖閣購入開発方針により、彼らのケツに火がついていた。

 尖閣がそう簡単に手は出せないといっても、反日を煽り、国内の不満を日本に向けて逸らしている関係上、日本に実効支配の強化なんぞ、させるわけにはいかない。
 中国が望む「平和」とは、「中国の周辺諸国がひれ伏している状態」なのである。
 これが彼らの「平和」なのだ。中国周辺全ての国が、ウイグルやチベットのような状態。これが「正常な状態」。

 自国領(と仮に宣言している島)を隣国が蹂躙しているなんて、許せる話ではない。
 折も折、9月18日は満州事変勃発の、中国にとって国辱の日。中国国民が反日で燃え上がる火力が最も強い時期であった。
 「反日」は中国共産党への不満をいつもうまく逸らしてくれている。が、一歩間違えば民度の低い人民の憎悪は、簡単に元々憎んでいる自分達中共へと向かってしまう。

 火遊びのさじ加減が最も難しい時期と言えた。

 それに…。中国にとって日本人は大切なカモネギ。経済の下振れが懸念されており、あのカモネギと事を構えるわけにはいかなかった…。

 そこで、中国共産党は、下部組織である日本の民主党政権に厳命する。

「なんとしても、尖閣諸島については現状を維持せよ」と。

 あまりの無茶振りに、日本政府は震え上がった。「んなムチャな」と。

 そもそもコトの発端は、傲慢不遜に領海侵犯を繰り返す中国漁船である。海保に体当たりした映像もユーチューブに流れされてしまった。なんでそんなのの尻拭いをしなければならないのか。下っ端なりに理不尽に思いながらも日本政府は逆らえない。なんとか現状維持をしなければ。

 そう考えていた時、中国系メディアを利用し、宗主国様は「日本政府が尖閣を買い上げ、極右石原の思惑を封じるならば、コレ以上なにも言わないでやろう」と寛大さを見せつける。下っ端日本政府はそれに飛びついた。

 必死の石原・栗原両氏への交渉。そして日本政府はついに、尖閣を保有する道筋をつけたのである。考えてみれば野田、すげー仕事してるわ。映画化できそうな逆転劇。

 嬉々として報告に行く玄葉外相。

玄葉「国有化に道筋がつきました!このまま尖閣の開発は塩漬けにします!」

 しかし、その頃中国国内では、政治の主導権を握っている人物が、より反日な人物に変わりつつあった。

「国有化だぁ??何を言っているんだオマエ」

玄葉「え…?」


 とまあ、こんなオハナシが、瞬時に頭によぎったのである。ヤクザの上司と下っ端構成員の会話以外なにものでもないwwww。

 記事全文、「全ては宗主国様の為にーーー!!」って民主党の方向性が、ありありと伝わるいい記事だ。

 民主党よ。オマエらどこの国の政治家よ。


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尖閣は日本領である事を堂々と言う方法 その2

2012年09月21日 22時32分46秒 | 資料
 先日、「中国人をギャフンと言わせる尖閣日本領土宣言」エントリをアップした。

【拙】尖閣は日本領である事を堂々と言う方法
http://blog.goo.ne.jp/jpakiyo/e/3b70e7b12a8902469e4c145118f0e36a



 今回は、もう少し歴史的に、尖閣諸島について書いてみようと思う。
 つーかね、カイロ宣言を持ち出すアホに対するカウンターエントリーである。

 よく、「尖閣は中国領土である」という根拠にカイロ宣言が引用される。

 カイロ宣言には、

「満州、台湾及澎湖諸島ノ如キ本国ガ中国人ヨリ盗取シタル一切ノ地域ヲ中華民国ニ返還」

 という一文がある。「盗んだ島は全部返させる」と宣言しているわけだ。
 つまり、習近平ら反日中国人は、元々尖閣は中国領であり、日清戦争の折、下関条約にて中国から割譲されたものの一部であるという解釈なのである。

 カイロ宣言には署名もなく、これ自身が有効ではないのだが、この後、日本がポツダム宣言を受託し、降伏文書に署名した事によって、この宣言を元に条約化が進められる事になる。その結果が、いわゆるサンフランシスコ講和条約である。

 中国側が用意した土俵に、あえて乗っかって話をすると、本当に尖閣は中国領となるのであろうか?
「サンフランシスコ講和条約なんて関係ねぇ。盗んだものが含まれてなかっただけだ。返せ。カイロ宣言にはそう書いてあるだろう?」は有効だろうか。

 答えは「否」だ。2つの点で、中国領土から割譲されていない根拠がある。

 まず1つ目。下関条約で割譲された「台湾全島及其の附属諸島嶼」に尖閣が含まれていない。
 そしてもう1つ。下関条約の前から、尖閣諸島が日本の領土である。

 という事だ。
 国際法上に「先占の原則」というものがあり、無統治の場所は、先にツバつけた国のものになるのだ。
 日本は、1885年~1895年1月までの長期間、領土編入の為慎重に調査を行い、近代の国際法上に則って、尖閣諸島を編入した。これは、日清戦争の真っ最中であり、従って日清戦争の結果である下関条約に、尖閣諸島は含まれていない。

 まあ、ここまででも十分過ぎる程なのだが。

 ここからまた、中国はこう言うのである。

「1885年より前から、中国は尖閣諸島を知っていた。だから中国領である」

 ちなみに。中国が以前から尖閣諸島を知っていたのは事実である。が、それならば、何故に日本が「先占の原則」を宣言する時に意義を申し立てなかったのだろう。
 さらに、サンフランシスコ講和条約に台湾は尖閣の放棄を含めなかったのだろう。


 要するに尖閣諸島に対する中国の主張というものは、ムチャクチャなのである。
 正直、尖閣諸島の件でカイロ宣言を持ち出す奴はムカつく。アホだからではない。カイロ宣言にまでたどり着いたという事は、それなりのリテラシー持ちだからである。

 騙し上等の中国人ならともかく、これを持ち出す日本の知識人はクズ中のクズ。売国奴以外の何者でもない。ミスリードする気マンマンだ。
 「双方に言い分がある」とぼやかしている奴も同じだ。中国側の言い分に「カイロ宣言」がある事が明確だからだ。

 あー腹立つわ。カイロ宣言持ち出すやつ。ちょっと黙っとけ。そんなクソミスリード、いつまでも続けられると思うなよボケ。


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