あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

尖閣諸島をめぐるきな臭い動き

2012年08月23日 23時00分35秒 | 政治(野田政権)
【朝鮮日報】台湾総統、尖閣問題のICJ付託に言及
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/08/23/2012082300653.html

 え…?
 これってマズいんじゃ…?

 何がまずいって、日本が台湾の提訴を受け入れない気がするからだ。
 理由もそれなりに正当。つまり日本は台湾を国として認めていないからだ。

 基本的に、台湾がこれをやってくる事は理解できる。日台双方に利益があると思えるからだ。
 台湾は、提訴し、日本が応じる事により、国として認めてもらう事に。
 日本は、提訴を受け入れ、尖閣専有の正当性を国際社会にアピールする為に。

 実際、ネットでは基本的に「さすが台湾親日だ」とか、そんな論調が中心のようだ。そうなんだけど…。日本が提訴に応じないとなると、韓国との竹島領有権争いと同じ形にならないだろうか。
 日本と違い、中国(台湾にあらず)はプロパガンダが上手い。
 提訴を受けねば、

「日本は尖閣諸島を国際法上違法に占拠しているので、国際司法裁判所に出頭しないのである。それみたことか!」

 と嬉々として宣伝するであろう。それは、ちょっと、いやかなりまずい事態ではなかろうか。無論、わかる人はわかってくれるとは思うし、実際に提訴を受ければ確実に日本が勝つ事もわかるのだが、実際従軍慰安婦問題とか南京大虐殺とか、死刑制度温存とかで、日本人が人権的に後進国であるという、真逆の宣伝を信じるバカの方が多いのである。アメリカとかドイツとかオランダとか。

 え?世界はそこまでアホではないって?
 そんな事はない。世界の一般人がアホでないのなら、トム・ヘイデン法とかの法律は成立してないわ。

(【トム・ヘイデン法】1997年にアメリカで成立。対日戦争に加担したとされる在米日本企業なら誰でも訴訟できるという法律。特亜人を違法に安く徴用したという罪で、在米日本企業は120兆円もの賠償金を請求された。ただし、連邦最高裁が違憲認定した為、法律が消滅。そりゃそうだ。でも、韓国の親日罪ばりの遡及法が連邦議会通過するんだぜ?)

 そんなわけで。普通は真実よりも宣伝の方が強いのである。
 本来、真実+宣伝で、宣伝しかできない連中を駆逐するのが王道なのだが、日本は宣伝が致命的にヘタクソで、特亜の後塵に配しているのが現状なのだ。

 尖閣なんて、実効支配しているのは日本だし、間違いなく日本の領土なのだ。実力行使さえされないのであれば、ずっと放置でOKの場所のはず。なんでこんな波風をおこすような事をするんだろう台湾。俺はちょっとこの行為については、親日とは思えない。

 そもそも、現在の台湾総統、馬英九は反日闘士でかなり中国寄りの人物。しかもバカではない。
 故に、負け濃厚の国際裁判で、本気で尖閣で日本と丁丁発止しようと考えての行動とは思えない。外交的配慮は当然あるであろう。
 なんか、妙にみんな楽観的ではないか?これ本当にウラはないのか?

 俺は、ちょっと祈るような気持ちで、「日本政府よ…!頼むから提訴を受託してくれよ。ホント頼むわ」と祈っているのだけど。

 …野田かぁ…。これ、野田が動いてくれるように、思えないんだよなぁ…。

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河野談話の時代と今

2012年08月23日 22時45分58秒 | 政治(野田政権)
 いい時代になったものだなぁ…。

 先日のエントリで河野談話の記事の話をしたけれども。産経は

「結局現在発生している中韓との軋轢の責任は自民党にもある」

 って、自民党も叩いているんだよね。
 無論、自民党が悪くないとは言わないけれども、これって俺はすごいナンセンスだと思うんだよ。筋が通っていないというか。

 ちょっと前まで日本の政界と言えば、少しでも保守的な事を言えばコテンパンに叩かれていたわけよ。
 事実上、自民党右派が多少保守で、加藤紘一や谷垣禎一をはじめとする自民党左派、公明党、民主党、共産党が左翼、社民党が極左という陣容で、どうやって竹島に対して毅然とした態度を示せるんだよ。議員数規模からすれば、今の公明党ぐらいの規模だぞ保守派っつーのが。
 さらに、当時は「反共の防波堤」ということで、韓国と日本は共に中国とソ連の共産党勢力の拡大を阻止する最前線だったので、現在よりも日韓関係を友好に保つ意味があった。保守派も日韓のこのいびつな関係を容認せざるをえなかったのだ。
 さらにその上、この河野談話は8月4日、あの悪夢の細川内閣発足が同月9日だよ。そう。現在の民主党勢力が最大勢力の時代のものなのだ。

 それを、

「責任は自民党にもある」

 とか自民党にできるだけなすりつけるような記事を書く、産経の有り様は俺は好きにはなれん。
 今の野田政権を見ていればわかると思うが、レームダック化した政権は野党の言いなりだ。この陣容では、例え安倍元総理や麻生元総理が当時の総理だったとしても、談話を阻止できたかはかなり怪しい。

 結局、情報を国民に提供している腐れたマスコミや、それに手を貸す日本社会党をはじめとする売国政党の力による「時代の趨勢」と言えよう。極論すれば悪いのは国民だ。

 いや、本当にいい時代になった。今は完全に真逆ではないか。

 先日自民党の山本一太氏が言ってた「ザッツ・イナフ外交」は、小癪にも正鵠を射ていると思う。

【産経】民主党は「ザッツ・イナフ外交」 自民・山本前参院政審会長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120820-00000555-san-pol

「ザッツ・イナフ(いいかげんにせよ)」

イ…行き当たりばったり
ナ…ナイーブ
フ…不必要な配慮


 うち、俺がもっとも注目したのは「不必要な配慮」なわけだが。
 マスコミがやっている「不必要な配慮」に対してネットでは不満が蔓延し、その配慮もうまく機能しない。河野談話当時のマスコミなら、韓国大統領の「日王」発言ぐらい、ハナクソをほじりながら隠蔽しきったであろうよ。韓国は自国メディアになんの情報統制をかける必要もなかったであろう。

 そんな世論の状況もそうだけど、政界のパワーバランスも真逆だ。

 自民党ではもう、既に加藤紘一ってまだ生きてるの?状態だし、民主党も「日王」発言や韓国軍総司令官アキヒロの竹島不法侵入は容認できないスタンスだ。共産党ですらそう。みんなの党もそうだし、今後「政界の台風の目」となるであろう維新の会もそうだろう。
 韓国と穏便に済ませようと考えているのは公明党ぐらいだろう。ま、もしかしたら「国民の生活が第一」もそうかもしれん。

 個人的には公明党のコメントが知りたいな。
 支持母体・創価学会のトップ池田大作がこんな人だからなぁ。



日本=「東海の小島」「小国」
韓国=「あまたの文化文物をもたらし尊き仏法を伝え来た師恩の国」「隣邦を掠略せず天地を守り抜く誉の獅子の勇たぎる不屈の国」
朝鮮出兵=「日本の傲慢、大恩人の韓国を荒らし」


 事実上の「韓国民の生活が一番」な支持母体だよ。
 踏み絵を踏ませたい誘惑にかられる。

 ただ、まあ俺は現在の自民党-公明党の癒着状態からして、自民党が公明党抜きで選挙活動できるとは思えないので、あえて公明党を卑下する必要はないと思っているのだけどな。今はまだ、公明党は必要な悪だ。


 な?世論的にも、政治家の構成比的にも、小澤が天下を握っていた細川内閣時代を完全に逆転している。圧倒度合いは当時と大差ない。
 民主党後は、俺はそうそう売国奴が出ていけないと考えている。

 民主党になって、より国民の意識は正常な方向へ流れだしたと言えるだろう。
 小泉元総理は慧眼だったねぇ。俺は民主党が政権奪取した時、絶望したんだから。ガチで、民主党とマスコミのタッグ状態から、日本が滅ぶ可能性もあると思った。なんとか、民主党が分裂するまで日本が残ってくれそうだ。
 この状況を、もしかしたら小泉元総理は読みきってたんだろうね。

「自民党は腰据えて、野党やってみた方が良い」

 ってのは、民主党政権奪取当時、なかなか言える事ではないよなぁ(感心)

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