あるウソつきのブログ

日本の左翼が売国的すぎて、本当の左翼がいない事を嘆く、多分左翼的な人のブログです。

赤字国債50兆円!!SUGEEEEEE!!

2009年10月20日 22時50分33秒 | 政治(鳩山政権)
 今日のは、実は昨日エントリしようとしてたネタ。

 …だって岡田のアレはちょっと凄すぎるもんなぁ。

タイトル、【負の遺産】

 昨日、「税収が40兆を切ったら国債発行額の増額は致し方ない。麻生政権の負の遺産だ」と言うコメントを、民主党政権が発表していた。

 【時事】鳩山首相、歳出圧縮へ問われる指導力=公約との整合性も問題

 まず、俺が気に入らなかったのは、「負の遺産」という言い方。
 現在の民主党政権にとって、確かに麻生内閣の景気対策は、国家の支出の面で「負の遺産」と呼べるものだ。

 しかし、民主党にこれを言える資格はない。

 麻生政権は、赤字国債を発行する事に躊躇しなかった。未曾有の経済危機が発生したのだ。この判断は正しい。

 対して、民主党は

 
 ※陳胡痒さんとこから拝借

鳩山「国債というものをドーンと発行。税収より国債の方が多くなるような無駄遣い天国をつくって、最後に国民の皆さんに負担を求める。こんなバカな政治をやめさせたいんです。やめさせようじゃありませんか」

 と、大見得を切っていたのだ。
 確かに、鳩山政権は、麻生元総理が行った景気対策によって政府支出の削減に苦しむハメになっている。これを「麻生元総理の焦土作戦」という人もいる。

 しかしこの言い分はすごく間違っている。

 鳩山は、「無駄遣いをやめれば予算なんか簡単に捻出できるから、国債発行など愚かだ」と言っていたが、麻生元総理は「経済危機時の国債増発は正しい判断」という立場だった。

 はっきり言って、鳩山が総理になった時、最も強く思った事が

「赤字国債発行なし?やれるもんならやってみろや」

 であった。特別会計を切り崩すんだろ?だから予算の確保なんて、簡単なんだろ?特別会計の累積余剰金は180兆円なんだろうが。

 そして今、彼らはシコシコと必死で一般会計を削っているのだ。
 特別会計なんて触りもしない。いつの間にか「埋蔵金」なんていう言葉を発する人も、いなくなった。

 ちなみに、「昨年度の国債発行額44兆円を基準に、これを超えないようにする」という仙谷由人行政刷新相の台詞は普通に詐欺である。

 【朝日】当初予算、3兆円削減の意向 刷新相「92兆円に」

 44兆円の国債発行額は、リーマンショック後の経済対策費が含まれているからだ。
 ちなみに、この44兆円の前までは、37兆円がピークだった。その後、小泉元首相は国債発行額30兆円を公約にし、それを初年度は守っていたし、安倍政権からはずっと30兆円未満で推移していたのだ。

 44兆円が如何に巨額か、わかろうものだ。

 こいつらは、常時より10兆円以上国債を増額していながら、ぬけぬけと「公約を果たした」と抜かしているのだ。カスである。

 しかも、税収が40兆円を切る可能性を大にしたのは、民主党だ。
 麻生総理の景気対策は、エコポイントをはじめとし、「支出しなければ得にならない」という、GDP押し上げ効果が図られていたし、成功していた。

 対して民主党の高校無料、子供手当は双方共に現金である。
 最近いろんなブロガーが、「子供手当は貯金しよう。子供の進学資金にできるよ」と言っている。そんな事をすると、税金がもう一度ストック(預金とか)に入ってしまうので、流通せず、景気が悪化する。流通(フロー)=誰かの収入=GDPである事を、忘れてはならない。

 要するにコイツらは、民主党政権で景気回復なんぞ、望んでいないのである。
 尤も、当然の如く貯金した方が、個人にとってはオトクなのだから、俺だって貯金するけどな。言われるまでもない。

 世の為人の為にならんとしても、民主党の愚策が悪いだけだ。俺は知らん。