Pure Data でLEDピカピカ

Pure Dataというビジュアルプログラミング言語をご存知でしょうか。
DTM(Desk Top Music)のためのプログラミング言語で、リアルタイムで音声処理などを行うためのもので、アマチュア無線関連では、CWフィルターなどの応用例があるようです。

こんなかんじです。
「＋」とうオブジェクトに「１」と「２」を送ると計算されて「３」となるプログラムの例です。


Arduinoのスケッチで描かれたファームウェア「Firmata」をArduinoにアップロードしておくと、PC側で動作するPure Dataで書かれたプログラムからの命令を受けてAVRのI/Oを制御してくれます。

こんなかんじです。
左上の「Arduino」がArduino側を示すオブジェクトで、このオブジェクトに向けて、命令をメッセージとして送ります。
右上はArduinoと通信するためにCOM2ポートをopen/closeします。
オープンするためには、「open 2」をクリックします。
openもcloseも下の「send $0-arduino」に線が繋がっていますが、sendで左上のrecieveに送られ、Arduinoに届きます。
下の真ん中がメイン処理で、「pinMode 13 1」で１３番ピンの入出モードを「１＝出力」に設定します。
「digital 13 $1」で１３番ピンにデータ「$1」を送ります。
「$1」はというと、「□」が１と０を繰り返す「トグル」オブジェクトで、「metro 1000」で1000mS=１秒ごとに１と０が繰り替えされ、これが１３番ピンに送られると、１３番ピンに繋がっているLEDがピカピカするわけです。
「metro」の上の「□」は「metro」をON/OFF(1/0)するSWで、下はOFFの状態です。


上の「□」をクリックしてONにしたところで、下の「□」もONになって、LEDが点灯している状態です。


同じく下の「□」がOFFで、LEDが消灯している状態です。
後は上の「□」をクリックするまで、LEDがピカピカします。


プログラムの説明が大変でしたが、ビジュアルプログラミングの方が直感的で分かりやすいでしょうか？
BASICやC言語に慣れた私には難解に思えます。

Tanukinoの方は１３番ピンのLEDがピカピカするだけで代わり映えがしません。
TanukinoのロゴをAVRと基板に貼ってみました。
印刷するのが面倒なので、手書きです。


TanukinoのAVRです。