JJ1WKN Log

自作や移動運用関連のログです。

Tanukino 3x3x3 LED Cube の製作

2010-01-14 | Tanukino
Tanukino で 3x3x3のLED Cubeを作りました。

マイコンのお勉強の最初は1つのLEDを点滅させる「ピカピカ」です。
次が、1列に並べた5、6個以上のLEDを左右に点滅させるいわゆる「ナイトライダーもどき」です。
その次が先日作った8x8などのLEDマトリクスに絵や文字を表示させる「電光掲示板」です。
で、その次が立体に配置するLEDキューブです。

今回は手始めに3x3x3のキューブを作りました。
Tanukino(Arduino)には20本のI/Oがあるので、最大4x4x4のキューブが作れますが、64個のLEDが必要なので、そのうち、ということにしておきます。

3x3x3のキューブは回路的には、3x3=9セグメントのLEDx3桁をダイナミック点灯するだけですが、立体なので作るのが少し大変です。
カソードコモンにして、NPNトランジスタでドライブします。
カソードコモンで、3x3に配置したLEDを3面作って、上中下と重ねます。

さて作りましょう。
同じLEDを沢山用意します。
高輝度のLEDにしたかったのですが、27個も同じものが揃わないので、ジャンク箱に沢山あった緑色のにしました。


LEDの間隔は適当でいいのですが、穴あき基板に立てるので、基板のサイズで決まってしまいます。
7穴おきにしました。
カソードを右向きにまげて、アノードを穴開き基板に刺します。
クリップで押さえて、重なっている部分を半田付けします。


3個のLEDを半田付けします。


これを3組作ったら、穴開き基板に、アノードを刺して3x3に並べます。
伸びているカソードのリードをクリップで固定して、「日」の字になるように錫鍍金線を半田付けして1面クリアです。
勿論「田」の字でも構いません。
はみ出した線は切ります。
同じ作業をもう2面分行います。


アノードのリードが下に向かって伸びていますので、先端を同じ方向に3mm位曲げます。
曲げた部分を下面のアノードに半田付けします。
上下の面はLEDがピッタリ重ならず、1mm位ずつずれて行きます。
上から見た時少しずれていると下のLEDが見えるので、好都合です。
出来上がったら、穴開き基板に差し込んで半田付けしてキューブは完成です。
9本のアノードの根本に電流制限用の抵抗を配置する場合は、抵抗を先に半田付けしておきましょう。
基板上には、LEDドライバのトランジスタとベース抵抗を3組配置して完成です。
TanukinoとはコネクタでD2~D13に接続します。
基板の横に余裕があるので、完成したらAVRを載せて、単体で動くようにする予定です。


上から見たところです。


回路とスケッチは
galileo-7さんのLED Cube(3x3x3)を参考にしました。
ありがとうございました。
青色LEDを使ったキットもあるようです。

動画をUPしました。