ここ3年程恒例となっております遠野の城館跡探訪、今年も冬の陣を開催、八戸在住の湊丸氏(旧睦月庵氏)をお迎えして一泊二日の予定で、実施しております。
うっすらと雪化粧の遠野城下・・・欠之上稲荷神社から

まずは午前中、欠之上稲荷裏の杉山館を探訪・・・
前回見落とした区域を探訪すると・・・なな・・ななんと大型6段にわたる段丘を発見、遠野での段丘でも大きい部類に入り、しかもここ杉山館は旧城下(現市街地)を前面にしているのではなく、浜峠方面の監視、或いはこの方面からの敵の侵入を防御する館であったことを示すものと判断いたしました。
さらに杉山館が機能していた時代は浜峠方面に集落を抱え、この方面が栄えていたことを示すひとつの証拠となるのでは・・・とも考えます。
大型段丘

ただし主郭となる部分は何処か、空掘は・・・まだまだ奥が深そうな館跡でもあります。
さて次に気をよくして程洞稲荷へ・・・

参道付近にも段丘が点在、間違いなく館跡ではあろうが、社がある中腹は段状の形状であるも、どうも館跡の雰囲気がイマイチ・・・前回の探訪で怪しいと睨んでいた隣接の山野へ進入・・・しかし頂上が見えない・・・少し進むと・・・

段状の形状が配列されている、ほぼこちらも館跡であると断定するも頂部は遥か上、登りもきつく、しかも積雪有、眼下には鍋倉城までが見えてくる、主城よりも高い位置にある館、しかもまだまだ頂部の位置が不明・・・ここで断念と考えたが、ここまで来たら最後まで・・・・まだまだ登りは続く・・・ようやくそれらしいところに出たら林道に出た~・・・・ガクッ・・・一気に疲れが出る・・しかしさらに上に山野が・・・結局断念・・・標高450メートル、地高250メートル、比高180メートル・・・少なくても比高150メートルは登ってきたことになります・・・いい感触と思った矢先の思わぬ展開・・・午後の体力はほとんどありませんでした。
昼食後、軽く鍋倉城の探索に切り替えるも雨模様・・・第1日目はこうして終了いたしました・・・。
おまけ
食肉センターで昼食

食肉ラーメンとジンギスカン
疲れも一気に吹っ飛びはしませんが、ある程度の力の源はいただいた気分でした。
うっすらと雪化粧の遠野城下・・・欠之上稲荷神社から

まずは午前中、欠之上稲荷裏の杉山館を探訪・・・
前回見落とした区域を探訪すると・・・なな・・ななんと大型6段にわたる段丘を発見、遠野での段丘でも大きい部類に入り、しかもここ杉山館は旧城下(現市街地)を前面にしているのではなく、浜峠方面の監視、或いはこの方面からの敵の侵入を防御する館であったことを示すものと判断いたしました。
さらに杉山館が機能していた時代は浜峠方面に集落を抱え、この方面が栄えていたことを示すひとつの証拠となるのでは・・・とも考えます。
大型段丘

ただし主郭となる部分は何処か、空掘は・・・まだまだ奥が深そうな館跡でもあります。
さて次に気をよくして程洞稲荷へ・・・

参道付近にも段丘が点在、間違いなく館跡ではあろうが、社がある中腹は段状の形状であるも、どうも館跡の雰囲気がイマイチ・・・前回の探訪で怪しいと睨んでいた隣接の山野へ進入・・・しかし頂上が見えない・・・少し進むと・・・

段状の形状が配列されている、ほぼこちらも館跡であると断定するも頂部は遥か上、登りもきつく、しかも積雪有、眼下には鍋倉城までが見えてくる、主城よりも高い位置にある館、しかもまだまだ頂部の位置が不明・・・ここで断念と考えたが、ここまで来たら最後まで・・・・まだまだ登りは続く・・・ようやくそれらしいところに出たら林道に出た~・・・・ガクッ・・・一気に疲れが出る・・しかしさらに上に山野が・・・結局断念・・・標高450メートル、地高250メートル、比高180メートル・・・少なくても比高150メートルは登ってきたことになります・・・いい感触と思った矢先の思わぬ展開・・・午後の体力はほとんどありませんでした。
昼食後、軽く鍋倉城の探索に切り替えるも雨模様・・・第1日目はこうして終了いたしました・・・。
おまけ
食肉センターで昼食

食肉ラーメンとジンギスカン
疲れも一気に吹っ飛びはしませんが、ある程度の力の源はいただいた気分でした。
恒例の遠野忘年会城巡り、今年も無事に過ごすことができました。
それにしても、こんなに早く雪に迎えられるなんて・・・。
館も十分楽しかったし、遠野の夜も楽しかったし旅館も落ち着けて最高の週末を過ごすことができました。
年が明けたらもう一度行きたいです。
のんびりと過ごす遠野の夜、とてもいい気分でした。
今回もお越しいただきましてありがとうございました。
遠野の城舘を調査、公開しているのは深円さん含みの私と3人だけ・・・これは地元民としてなさけない話しでもありますが、特に湊丸さんは積極的に毎年2度以上の来遠と共に城跡探訪、ありがたいと思っております。
これにより私も励みとなっていることは確かなことでもあります。
遠野通いブロガーが遠野を紹介、これと同等の価値があると私は思いますし、遠野郷土史界にある程度の貢献、或いは今は無視され、注目がなくても必ずや遠野の為になっていると気付かされる日がやってくるものと信じております。
共に今後も頑張りましょう。