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「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

夏休み行事

2006-07-30 22:14:09 | その他
 遠野中第17区行事(松崎町駒木地区)が30日開催された。
 中学生18名、地区会長でもある私、夏休み前の父兄会の総会で、夏休み行事として何をするか、地区の父兄に計っておりましたが、ある父兄から地元のお寺さんである福泉寺のことはほとんど知らない、ましてや子供達はお寺さんとの関わりが皆無に近いことを提言されておりましたが、ここは私の得意分野、早速住職さんにお願いして、福泉寺境内の見学と法話をお願いした次第です。





まずは西国八十八箇所霊場のお参り、正味1時間と思いきや30分で走破、本来は各番所にて丁寧に手を合わせるのが基本ながら・・・それでも画像のように真剣に手を合わせる場面もございました。





 八十八箇所のお参りの後は福泉寺住職による法話・・・・最初に般若心経一巻、光明真言を読経、真言宗たる福泉寺檀家の生徒は僅か3名のみ、太鼓に鐘の迫力に度肝を抜かれてに相違ない・・・と思うくらい、神妙に手を合わせておりました。

 法話は福泉寺開山物語を主に・・・地域に根ざした福泉寺の歴史と仏教の大切さを説くありがたい、しかも私のようないい加減な大人も心が洗われるような法話でもありました。

 つづいて駒木地区コミュニティセンターへ移動して、北小学校地区子供会との合同でジンギスカン大会、法話の後の肉食・・・私としては抵抗がありましたが、これもまた現実の世界、仏様も許してくださるのでは・・・・。


中学生の面々


小学生の面々




小学生、中学生・・・30分も食べますと席を立ち各々自由に遊びまわる隙を狙って大人と交換・・・。


少し暗くなったところで小中と関係なく花火大会・・・大人達はアルコール付け・・・汗

 以前は海岸への海水浴やら地引網をひくといった変わった試みもございましたが、最近は地元でスポーツ大会の後、焼肉をして楽しむといったことが主でもあります。
 今回、初めて福泉寺において住職さんの法話、そしてお寺さんの一部ではありますが参拝といった普段経験することのない試みをいたしました。
 境内では好き勝手にはしゃいでいた中学生も本堂に入ってお経が始まると何故か静かになる・・・これは新しい発見でもありました。
 日頃経験したことのない、知らない世界だったかもしれません。
 それだけ家でも神棚や仏壇に毎朝手を合わせていない、そんなことが垣間見られた瞬間でもありました。
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6 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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お疲れ様です (yamaneko)
2006-07-31 22:05:58
地区会長のお仕事、お疲れ様です。

全体的に楽しそうですね。

一人身の流浪の民としては、こうした行事にはなかなか縁がないものでして、ほんわかした気分を頂きました。

ありがとうございます。
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おぉw (猫娘)
2006-08-01 07:56:29
 お初です。猫娘と申しますw夏休み行事は楽しそうですなw

 肝だめしなどをやった思い出がよみがえってきますねぇ・・・。

ぜひネネちゃんにお会いしたいですw
返信する
手作りかあ (romi)
2006-08-01 15:59:00
子供会の行事がが施設に頼り切りな地区が多くなっている(汗)

そんなご時世にこのようにハンドメイドな時間を体感できることは多くありません。

予算や大人の都合で軽くなった行事から見れば、実に内容のあるいい取り組みです。

リーダーシップの賜物でしょう。

お金で買えない物を教え込むには最適ではないでしょうか。

(*最近は口出ししなくなった古PTAのぼやき)
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無難に・・ (とらねこ)
2006-08-01 18:54:59
yamanekoさん

地域活動として父兄会もそのひとつに含まれます。

昔は地域に学校があり、子供達の歓声が集落内にこだまする、そんな場面もあったものと思いますが昨今は子供の数も激減、外で楽しく賑やかに遊ぶ姿は皆無に等しいです。

こういった行事を通じなければ、集落に子供達が一同に会することも少なく、親達の助けもなければ、ほんわかな雰囲気もございません。

会長といってもほとんどは名だけ、その代表といった具合、皆さんあっての地域活動でもあります。





猫娘さん

以前の別エントリーにもコメントを確認いたしました。お越しありがとうございます。

夏の思い出・・・花火に肝試し・・・特に今回も子供達は肝試しをしたようです。

「ギャー・・キャー・・ウォー」と虫や蛙が懐中電灯に映し出されるだけで大騒ぎ・・・懐かしい思い出となれば我々もうれしいです。



家のネネは昼は家から出ずに昼寝、夜は夜遊びに朝帰り・・・不良化しております・・・笑



今後もよろしくお願いします。



romiさん

手作りといいますか、ここ数年は何処へも出ずに地域内で・・・・これが皆さんの考え方でもあります。

無論、経費的な面もあり、足りない分はその都度徴収でもいいのですが、景気の回復傾向とはいっても兄弟が多かったり夫婦参加ともなりますと、少しの負担も家計には痛いようでもあります。

私同様、地域のお父さん方は最近、地元再発見、地域に根ざした活動、そんな思いも大きいようでもあり、自分達の子供の頃の思い出も語りながら、自分の子供達の姿を重ねながら昔を語る、これもなかなか楽しいものですよ。



法話・・・中学生には少し難しい内容と理解できない方言も飛び出すなどの場面もありましたが、全体的にはなかなか良いお話しでした。
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こりゃええわ。 (tamachi)
2006-08-01 20:26:22
子供達にお寺がどんなどころか、和尚さんってどんな人なのかを知ってもらういい機会ですね。

大人になっても「?」な部分はありますので、是非に・・・です。



方言交じりの法話とはいいですね(笑)

親しみが湧きますし、「苦手だぁ」という子も安心するのではないかと・・・

また、人としての在り方なども学べますし。



私の子供の頃のお寺の思い出といえば、天然記念物の椎の木に登ったり(←コラァ!)、肝試し位です(笑)。



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お寺さん (とらねこ)
2006-08-01 20:52:00
たま千代さん

遠野ではお寺さんにて座禅の修行やら寺子屋と称しての子供達用の催しもあるようです。

今回は地元のお寺さんということでお願いしました。

生徒達に聞いてみると、初詣には来た事はあるけど、普段は来たことがないという生徒がほぼ全員でした。

(私の子供と隣の御宅の子供以外)



方言まじりの法話、趣はありますが子供達には理解できない場面もあったようです。

神棚、仏壇には毎朝手を合わせなさい、無かったらおじいさん、おばあさんの家に行ったら必ず手を合わせて、ご無沙汰しておりました・・の挨拶はすること、返事は元気よく・・・誰でも言えることですが、やはり和尚さんに言われると少し重みもあるようですよ。
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