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「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

親父の命日

2004-11-27 13:05:54 | その他
平成13年11月28日、親父逝去、享年68歳。
3回忌は昨年に済ませておりますが、満で数えれば今年が3年、親父が亡くなって無我夢中といったわけでもないが、対外的なことやら、人付き合いやら、家庭のことやら、大黒柱といわれる由縁が少しわかったような気もする三年でした。
3年前の秋、10月に入ると腰が痛いとか、食欲がないとか訴えておりました。私含め家族は半分大袈裟なことに決まっているとそれほど心配もしていなかったのが事実です。
10月17日の福泉寺秋のお祭り前後、全く酒を口にしなくなったということで家族としては、珍しいこともあるもんだっ的な考えでしかなかったのですが、周りではおかしいぞっ、とささやかれていたとあとで聞かされました。一週間後、足腰が立たなくなったと朝這って茶の間に来たとき、はじめて事の重大さに気付かされ、そのまま病院に直行、本人は「あたった」・・・脳卒中だと言い張る、がしかし、口だけは達者で頭もしっかりしている。一度家に帰されたが、翌日再検査、そのまま盛岡の総合病院へ転院。
一週間後、病院の担当医師に呼ばれ、病状を聞かされたが、この時、余命3ヶ月の宣告。癌があちこちに転移していて、手の施しようがないとのこと。延命的な抗癌剤治療も可能ではあるが、苦しさと引換に僅かに命が伸びるだけ、あまり苦しまず、余生を故郷の病院で過ごさせるのもひとつの方法ですといわれ、二者択一の選択に数時間悩んだ記憶がございます。
結局、地元の病院に転院させ、親しい人達も来易い環境の中、雑談等で気を紛らわし、回復した暁にはと話していた姿が印象的でもありました。
しかし、入院してから約一ヶ月、日に日に病状も悪化、僅か一ヶ月の闘病生活で逝去してしまいました。
人の死はあっけないもの、仕事柄、死に際しては結構みてきたが、身内というか家族でこんなことになるとは全く予期もしておらず、ほんと悲しいというか寂しいものです。

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1 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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親になって・・ ()
2004-11-27 14:53:30
親がうるさいと思う若い時代

親と同じ口調に気づく子育ての時代

親は「死ぬ」なんて考えもしなかった時代



父親の亡くなった年齢と同じ今

懐かしさで胸が甘酸っぱい思いで膨らむ



親から子へ・・子から孫へ・・

昔と違う・・と言う最近の若者に

ファッションと同じ時代はどうどう巡りなのだ・・

日本には伝統と歴史が1200年の余続いてる 親よへこたれるな 背筋をシャキッと

凛として生きよう
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