このほど3年ぶりに訪ねた南部地方のえんぶりの後編の模様をお伝えいたします。
ゲスト出演の八戸市 横町えんぶり組
3年前に初めて「えんぶり」を現地、しかも生で体験しましたが、実は1週間後には八戸市のえんぶりも訪ねております。
あれから丸3年、八戸かそれとも南部町か?
一気に参加団体を観る撮るでは南部地方か、その後の行動もある程度読める気がしたので、今回はあえて南部町へということで出かけてみました。
11時過ぎにえんぶり組はメイン会場の伝承館の広場へと移動・・・。
集結前に・・・
前回同様、無料の甘酒サービスを堪能
五平餅というのかな?
遠野でいう「かねなり」みたいなものか?
無料ではありませんよ・・・笑
各屋台も充実ということでしたが、お目当てのせんべい汁、食べ損ないました・・・残念。
開会式のような内容、ご来賓の祝辞、ご紹介の後はいよいよ
まずはゲスト出演の八戸市横町えんぶり組からのご披露
恵比寿舞?子供達による祝舞の際に餅が蒔かれる。
10個以上は拾うというか近場に落ちたので手にしましたが、全て近くのご年配、子供達にあげましたが、それでもピンポイントで投げてくるので2個だけ持ち帰りましたとさ。
小さくて食べやすい、しかも翌日まで柔らかでした。
つづいて地元団体による一斉摺り
所狭しと一斉に舞が始まりました。
何処がどの団体は不明・・・とにかく動ける範囲を撮りましたので詳しいことは語れずです・・・謝
何故かピンポイントでそそられる姿がある・・・笑
結局、当初の見込みよりは早くメイン会場での舞は終了、正午過ぎとなりました。
午後のえんぶりの予定も組まれていたようですが、小生は前回同様、ここで終了・・・。
13時近くの八戸行きの電車に乗ることになりましたが、朝共に八戸から同電車で剣吉入り、カメラは持ってなかったようですが、初めてえんぶりを見学するという小生より一回りくらいかな?男性に声を掛けられ知っている限りの情報は伝えました。
帰りの駅で再び会いまして色々とお聞きしましたが、実は剣吉には何度も来られているとの事、旧町の名川町、名川秋まつりが好きで何度も訪ねているらしい・・・しかも、えんぶりでの子供達の何人かも知っているとの事。
さらに遠野まつりにも複数回来られていて、南部囃子については、けっこう詳しい・・・。
おまけに同じく駅で待っていたご年配の女性、ひとり旅のようでしたが、昨年の名川秋まつりに来られて、この地にはまったとのこと・・・埼玉県と神奈川ということ、しかも共に一人旅、しかも北東北の手踊りというか雰囲気に惹かれたということでした。
遠野も郷土芸能含み祭り関係は、負けてはいないので是非にとお誘いしております。
みなさん出番が終わっても名残惜しいかのようにお囃子を奏でておられました。
なお、1週間後の八戸市でのえんぶりに南部地方のえんぶり組の何組かも出演されるとのことです。
それだけ、遠野出身者にとっては、餅は、琴線に触れる食べ物なんでしょうね、、私も、、餅大好きになりました。
今年も日出神社から始動、、いや、、もしかすると、早池峰神楽からかな、、
遠野まつりでの餅まきは、主に御神輿からのものかな、食べ物ですけど縁起物という感覚ですね、拾えれば何か良いこと、福が舞い込むみたいな、そんな感覚です。その日のうちに食べないと固くなって若い人達は捨ててしまうのではないのか?そんなことを心配したりします。
日出神社、早池峰神楽、いずれでも歓迎です、お待ちしております。
えんぶりが、いつの時代に現在の形に落ち着いたのか、
明確にしている文章はないようですが、
えんぶりの元になっているえぶり摺りは、江戸時代には東北各地で行われていたようです。
ところで、袢纏には、家紋が付いている組もあるようですが、
その由来が気になります。笑
八戸と八戸以外のえんぶりの細かい違いの区別がつかないでいますが、まずは地元のえんぶりを堪能してきたいと思います。
年に一度。
楽しみです。
家紋については、観る余裕もなくただ撮るだけ、本来はそこまで突き詰める当ブログですが写真専門になってしまって面目ないです。
いずれ、いつかえんぶり遠征同好会にて南部藩主体のえんぶり探究の旅に出ましょうぞ・・・。
3年前に念願の八戸えんぶりを訪ねてますが、今回も久々に・・・という思いはありましたが、まずは昼というか行きやすく撮りやすい南部町としました。次回は八戸えんぶり・・・是非に訪ねたいと思ってます。
今年も早々遠征ですね。そして美味しいものも…羨ましいです。
復活なによりです。
今年はいつもの年より、さらに多く遠征し美味いモノを食べて飲みたいと密かに思っております・・・笑