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「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

一人暮らしのご年配

2004-11-10 21:03:16 | ファイヤー
秋の火災予防運動が一週間展開中である。本日は振り替えにての日勤、火災予防運動でのスケジュールにて一人暮らし老人世帯の防火点検を実施した。

お独りで暮らすご年配の方々、けっこう家の中、外は綺麗に片付けられさっぱりとしている家が割りと多い。それも男性の方が多いのには驚く。
火災で一番犠牲と成りうるのはお年寄りと子供、その中でも独り暮らしはその危険性も多い、失礼な言い方ですが、火の元点検、ついうっかりだけではなく、歳と共に思考力、記憶力が減退するのは否めない、無論足腰も弱く、いざっ・・という場合は逃げ遅れたりもする。
我々や地元消防団員が定期に防火点検をする。これは必要ではありますが、隣近所の目配りも必要である。決して監視せよ・・ではない。普段からの近所付き合いの中の範疇で気を配っていただければ悲惨な現状は少しでも回避できよう。
中には毎日のように友達が訪ね、また自分も遊びに行くといった独りでも割りと楽しくやっているというご老人もいた。逆に親類、近所との付き合いはほとんどない、自分は自分であるという頑固というか、気を張って生きている方もおられます。しかし、どんな理由にしろ、独り暮らしのご年配の方々は、災害に対しては弱者であるということ、周囲はきちんと認識をし、見守ってやる必要は絶対にある。我々行政の役割も大きいものであるが、今までの日本、そして地域を支えて頑張ってこられた先輩方を少しでも労わり守るのも後輩の務めでもあると思います。見えるところで手を貸すのもひとつ、見守ってここぞというときに手を差し伸べるのもまたひとつ、他人事ではなく、若い自分もいつかは歳をとるのだから・・・。
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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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在る都市では ()
2004-11-11 06:19:06
生きてきた人生のシワの数だけ独り暮らしの思いは深いのでしょうね!



放浪壁の暁は見ましたよ(独居老人)

行政もプライバシー!と言い

お湯のポット・ネックレス形ブザー・ヤクルト・牛乳・等考えてくれますが・・



昔と違い「向こう三軒両隣」のお付き合いが無くなった そ知らぬ振りをすることがいいのか!人間に情が無くなったのか!シャイ!なのか!文明の利器の活用と肉声のかけ合い!声を掛ければ(お節介)と受け取られる昨今(残念・・)

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Unknown (とらねこ)
2004-11-12 19:55:38
全く仰せのとおりです。

人付き合いが希薄になったのは否めません。そういう私もあまり地元に貢献も付き合いも薄いのが現状でもあります。が・・しかし、歳とともに変わりつつありますがね。
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