
なんか予報では今夜から大荒れで、明日にかけて吹雪とか、ここにきてようやく春らしくなり雪も一気に融けて気分もまさに陽春の候・・・なごり雪と思えばまた冬も懐かし・・
さてタイトルの出戻り・・実は書籍のことである。
郷土史関連を調べるにあたっては「遠野市史」等、いわゆる地方史は欠かせないものである。もっぱら遠野市史は図書館に通ったりしてコピーをとったり、また知り合いにお願いして、必要な巻を借り受けたりと、なんとかやってきたが、必要な時に出向いたり、借りたりでは少々面倒でもあって思い切って古書ネットで検索して、手頃な値段にて発見、四巻揃いで少し染み有り、いたずら書きもあるとのことであるが、値段と相談し〆て8千円也、確か九州の古本屋から送られてきたと記憶しています。
なるほど染みも気になるし、所々走り書きやら赤ペンで線がひいてあったり、文字の直しまで・・おまけに子供と思われますが、へたくそなマンガまであったりして・・・でもまあ大勢には影響なし・・・史料的な部分には間違いを指摘して直しも入っている、これは助かる代物、そして今回の話題・・・・「荻野蔵書」の角印が巻末に押してある。
荻野・・その名からして、また手直し風の指摘箇所、遠野史に精通された方が以前持っていたに違いない、間違いない・・荻野の姓からして、遠野を代表する郷土史家、荻野馨氏が思い浮かぶ・・荻野氏とは面識はなかったが、数年前他界されております。おそらく生前に古書へ処分されたものか、或いは亡くなられてから関係者が整理してものかは不明ながら、荻野蔵書の遠野市史、流れて九州まで・・・そして遠野に住む私の手に、何か因果を感じるといいますか、まさしく出戻りか・・・・。
「よぐ、けってきたべ、たまげだもんだっ、どさもではねくていがべがら、遠野さ、いろ」私の率直の気持ちでした。
さてタイトルの出戻り・・実は書籍のことである。
郷土史関連を調べるにあたっては「遠野市史」等、いわゆる地方史は欠かせないものである。もっぱら遠野市史は図書館に通ったりしてコピーをとったり、また知り合いにお願いして、必要な巻を借り受けたりと、なんとかやってきたが、必要な時に出向いたり、借りたりでは少々面倒でもあって思い切って古書ネットで検索して、手頃な値段にて発見、四巻揃いで少し染み有り、いたずら書きもあるとのことであるが、値段と相談し〆て8千円也、確か九州の古本屋から送られてきたと記憶しています。
なるほど染みも気になるし、所々走り書きやら赤ペンで線がひいてあったり、文字の直しまで・・おまけに子供と思われますが、へたくそなマンガまであったりして・・・でもまあ大勢には影響なし・・・史料的な部分には間違いを指摘して直しも入っている、これは助かる代物、そして今回の話題・・・・「荻野蔵書」の角印が巻末に押してある。
荻野・・その名からして、また手直し風の指摘箇所、遠野史に精通された方が以前持っていたに違いない、間違いない・・荻野の姓からして、遠野を代表する郷土史家、荻野馨氏が思い浮かぶ・・荻野氏とは面識はなかったが、数年前他界されております。おそらく生前に古書へ処分されたものか、或いは亡くなられてから関係者が整理してものかは不明ながら、荻野蔵書の遠野市史、流れて九州まで・・・そして遠野に住む私の手に、何か因果を感じるといいますか、まさしく出戻りか・・・・。
「よぐ、けってきたべ、たまげだもんだっ、どさもではねくていがべがら、遠野さ、いろ」私の率直の気持ちでした。
自信ないけど、「何処にも行かなくていいから」かな・・・
郷土史研究は興味深いけど、根気がないと続かないですね。史料が足りないのも困るけど、ありすぎても大変。それこそ、海の砂から小石を探すようなものかも・・・
興味ある事柄を追求していれば、その労力もたいしたことないんですが。
私の調べものはインターネットが主流です。つまり、その程度のものです
もっと奥深く探求しようとすれば、やはり古書とかいったレアな文献なんでしょうか・・・
きっとそういうものの方が、隠された真実など発見できるかも知れないですね。
やはり歴史は資料的な内容が主でもありますし、それプラス地元で語り継がれた伝承、培われた歴史も必要不可欠でもあります。
今回の荻野蔵書、たま千代さんもお訪ねされる遠野倶楽部でも取り上げられている荻野馨氏が持っていただろうと思われる書籍が古本屋を全国流れて、故郷である遠野の私の手に帰ってきたという偶然を題材といたしました。
「とおのの、むがすのこど、おめさ、たのまっちゃ」という何か運命みたいなものが大袈裟ながら感じます。
遠野市史、遠野の人から全国を流れ再び遠野へ、遠野物語の世界といわれれば何かしら因縁すら感じる内容ですね。
只今、遠野南部家臣団一覧を手掛けております。
どんどはれ・・・
でも駒木では、どんどはれ・・っていわないんですよね。