
我家の屋号は「宮洞・みやほら」といいます。宮洞と呼称されていた土地に家があったからということになっておりますが、屋号の多くは地名の他、先祖の名(その家を興した人、著名な人物)、先祖の職業、家の近くの環境(存在した物、方位等)からつけられたものが多い。
人物名や職業から付けられた屋号では語尾に「どん」が付くものが一般的でもある。
例「三左衛門どん・さんざえいもんどん」・・まさに人物名からきている屋号でもあるが、何故か「さんざえいもんどん」とは発音しない「さんじぇもど」これで通用する。
我家と縁戚に「判右衛門どん」という旧家があるが「はんうえもんどん」が「はんにうもど」少し字句にするとか難しい表現になりますが、これで通じる。
方言まじりで、よく耳にした我家の噂・・
「みやほらえの、えなっこ、なぬかしぇでらべっ、いっつもえさいっども、しょんぼうしょ、やめだべが」・・・。
訳・・「宮洞家の若い者(息子)、何稼いでいるのか(仕事)、いつも家にいるけど、消防署、辞めたのか」
私が若い頃、よく近所で言われていたとされる噂です。仕事がら非番というのがあって、昼日中から何処にもいかず家で休んでいたり、平日に車を乗り回している姿が頻繁に見受けられたので、近所の方々が、仕事を辞めたか首になって何も仕事にもつかず遊んでいると噂されたのでした。
屋号は現在でも廃れず、じぇんご(在郷)で使われている呼名です。ただその地区内で通じる事柄で、他地域に関しては余程の旧家、名士の家でなければ、他地区の方々にはわからない、また私の年代前後まではなんとか屋号でいわれても見当がつきますが、若い世代では、なかなか通じない場面もあると思います。
画像は我家の屋根・・・屋号の宮洞と家紋(丸に違い鷹羽)が表示されている。
じぇんごの旧家、瓦屋根のお宅にはよく見られる光景ですが、ちなみに我家は他家に比べると家も小さく、財産の少ない庶民の家です。
新築する際、亡き親父がどうしても屋号と家紋は付けるといって効かなかった経緯があります。
それだけ自分の家の屋号、家の歴史を重んじていたという証拠でもあります。
人物名や職業から付けられた屋号では語尾に「どん」が付くものが一般的でもある。
例「三左衛門どん・さんざえいもんどん」・・まさに人物名からきている屋号でもあるが、何故か「さんざえいもんどん」とは発音しない「さんじぇもど」これで通用する。
我家と縁戚に「判右衛門どん」という旧家があるが「はんうえもんどん」が「はんにうもど」少し字句にするとか難しい表現になりますが、これで通じる。
方言まじりで、よく耳にした我家の噂・・
「みやほらえの、えなっこ、なぬかしぇでらべっ、いっつもえさいっども、しょんぼうしょ、やめだべが」・・・。
訳・・「宮洞家の若い者(息子)、何稼いでいるのか(仕事)、いつも家にいるけど、消防署、辞めたのか」
私が若い頃、よく近所で言われていたとされる噂です。仕事がら非番というのがあって、昼日中から何処にもいかず家で休んでいたり、平日に車を乗り回している姿が頻繁に見受けられたので、近所の方々が、仕事を辞めたか首になって何も仕事にもつかず遊んでいると噂されたのでした。
屋号は現在でも廃れず、じぇんご(在郷)で使われている呼名です。ただその地区内で通じる事柄で、他地域に関しては余程の旧家、名士の家でなければ、他地区の方々にはわからない、また私の年代前後まではなんとか屋号でいわれても見当がつきますが、若い世代では、なかなか通じない場面もあると思います。
画像は我家の屋根・・・屋号の宮洞と家紋(丸に違い鷹羽)が表示されている。
じぇんごの旧家、瓦屋根のお宅にはよく見られる光景ですが、ちなみに我家は他家に比べると家も小さく、財産の少ない庶民の家です。
新築する際、亡き親父がどうしても屋号と家紋は付けるといって効かなかった経緯があります。
それだけ自分の家の屋号、家の歴史を重んじていたという証拠でもあります。
です。^^
「かまど」は財産という意味合いだと思いますので、きゅうすけさんからかまど分けされた分家ということですかね?
私もついでに勝手に自己紹介なんぞを してみてもよろしいでしょうか
ウチは ぜんしちろうさ 祖父の名前の様ですね 呼び名は ぜっさ となり 私はその3女ですので ぜっさのいらん子と呼ばれます(笑
家紋は 三つ柏 柏の葉っぱが3枚で やっぱり玄関の上の屋根にひとつだけ付いていますね
とりとめないカキコに ここまでのお付き合いをありがとうございます(笑)失礼致しました
「どん」とは、「殿」でも訛ったもの?古の「いえ」が今だ生きているのは貴重なことです。
しかし、私は屋号なるものがよく分かりません
愚問ですが、屋号は一族全てに与えられるもの?それとも本家だけ?
ウチの玄関に家紋が入っていますが、木瓜というそうです。何故か、母方の紋章みたいです。その昔、○○(土地名)伊達家の家臣の一族だったそうです。
深い意味はなく、親が単に「カッコイイ」からといって表示させただけのような・・・・?
越中のお宅のこと、ありがとうございます。
せっさのいらん子ですか、こちらにも男子の場合は、「おんず」という言い方があって、次男、三男を指し、将来家にいらないといいますか、独立なり、分家となって自力で頑張れということかもしれません。「おんず」とは「おじ」のことも指します。
たま千代さん
「どん」殿から変換したものかもしれませんが、親しみがこめられ、「どん」といわれていたようでもあります。
屋号については、私の住む地域の例をとりますと、本家だけではなく、その分家でもそれぞれ屋号があって、分家に出された人物名、あるいは分家となった場所の地名等、色々とあるようです。分家の方々が自ら名乗ったかはわかりませんが、どうも周りからそう呼ばれ、以後屋号になった感じでもあります。
伊達家の家臣、これは凄いです。
とらねこさんの地域は横のつながりがうまく出来ているように思われます。これは大切なことです。昨今のご近所通しの啀み合いは、新興住宅地のような、地域と余り係わらない生き方が多い世帯中で起こっているようで・・・
オラホのかぁちゃんの実家には、ご先祖にまつわる不思議な話があるようです。機会があれば、公開いたしますダ
しかし、陰に隠れた部分でのいがみ合いとか、トラブルはつながりが深かった分だけ溝も深く、何代にもわたって引きずる事柄も割りとあるようです。引っ越すということも出来ず、解決策もなかなか見出せない場面もあって、たいへんかもしれません。
そんな我家にも悩みの種はございます。