乗り鉄旅、その初日は・・・
上越新幹線、上越線の「越後湯沢」に降り立ちました。
リタイヤ後の乗り鉄旅、ことに「としょり切符(大人の休日)」利用では1泊2日が多く、しかもほとんど観光等はしなくて、ただ乗っているだけ、弾丸ツアー的要素が強い旅が続いてましたが、今回は2泊3日としました。
ただし、列車移動も含めましての諸般の事情で、観光的なことは駅そのものか至近で済ませる計画としたことから2カ所の駅のレポということになります。
越後湯沢駅内「ぽんしゅ館」前
(;^_^A
まずは越後湯沢
越後湯沢駅西口
西口は飲食店、商店さらに温泉宿(旅館・ホテル)が多いエリアですね。
東口
東口、こちらはこちらでそれなり・・・。
でも町全体的に目に付くのはスキー場とリゾートマンションかな。
写真は越後湯沢駅の隣、「岩原駅」
1980年代バブルの頃、そして空前のスキーブーム(1980年代~2000年代初頭)も重なって首都圏から新幹線で約2時間という立地、スキー客が押し寄せ、至るところにリゾートマンション、しかも高層階のタワーマンションまで建設ラッシュとなったようです。
その名残で至る所でマンションが見られますが、そのほとんどは空室を抱えているとか?
以前は億ションと云われた価格も今は数百万円でも売れないとか?温泉やジムも併設のマンションもあったそうですが、今は昔・・・そんな雰囲気ですね。
川端康成の小説「雪國」では「トンネルを抜けるとそこは雪国だった。」と言わしめるほど全国でも屈指の豪雪地帯でもあるしスキーが盛んであることも頷けますね。
冬期間の週末、祝祭日にスキー目当での滞在との位置付け、当時小生も経済的に余裕があったり或は不動産的な投資が受けられるなら手を出していたかな?
まっ、小生は岩手県在なので安比高原とか雫石といった雪質及び設備最上級の土地柄なので上信越地方までお金をかけるということはなかったと思いますがね。
ということで気難しいことは、これくらいにして・・・
上越線での土合駅、水上行きまで45分の待ち時間がありましたが、駅周辺やら内部探検で30分経過、在来線ホームへ行くと既に水上行き列車が待機しておりました。
2両編成ですが小生は1両目に乗車、結局は20名近い乗客が乗車しました。
前エントリー「土合駅」でも記してますが、乗客の7割かな?10数人が土合駅で降車しております。
先のエントリーでの内容、土合駅探訪を終えて、再び越後湯沢に戻って来ました。
時刻は14時ちょい過ぎ。
越後湯沢には約2時間の滞在としてました。
駅構内の印象、とにかく広いし空きスペースも半端ない。
小生が使う東北新幹線の新花巻駅なんて話しにならないくらい広大、とにかく広々としており、
かつてのスキーブームの名残なんでしょうね?閉鎖された階段もあったりするし、稼働中のお土産スペースに飲食コーナーは結構多いと感じました。
見所は・・・?
ぽんしゅ館
越後、新潟県内の酒蔵80数カ所(銘柄)を集めた日本酒コーナーがあります。
5百円でコイン5枚購入、おちょこ一個をいただき、自動販売機風の主要銘柄で飲みたい銘柄にコインを投入するとおちょこ一杯分が出てくるシステム。
値段が高く人気がある酒は2枚とか必要な場面もあります。
今回、小生は利用しなかったですね。
値段は安いと思うも味見程度、飲んだ気がしないと思うし、あれでは足りないです。(笑)
なのでおかわりしてしまいそう・・・(;^_^A
酒は別として昼飯はまだでしたが、滞在時間が限られているので、まずはお目当ての温泉へ・・・。
駅構内、お土産売り場の奥にある酒風呂へ。
温泉に日本酒を入れているお風呂とのこと。
浴槽ひとつで7~8人も入れば一杯となるこじんまりした施設でしたが、ほんのり香る日本酒の薫りを感じつつ、お湯を堪能しました。
ただ内容的には入浴料がちと高いですね。露天風呂とかサウナもなく、観光客目当てですね。
小生のような一見さん限定となり得ると思いますが、どうなんでしょうね。
実は駅前の温泉旅館とか日帰り温泉施設も調べましたが、時間限定やら事前予約とか、日帰り客は二の次な印象、町中には何箇所かの共同浴場もあるようですが閉まっている施設もありそうで、着いたら休みでは話しにならないので、今回は手っ取り早い駅構内の温泉施設としました。
お土産売り場も充実、ことに日本酒は越後の全銘柄がある雰囲気で此処で買ってしまおうと気持ちが傾きましたが、旅の初日、荷物にもなるし、ここは我慢して何も買いませんでした。
お昼はまだ、そして風呂上りということでまずはビールでも・・・。
もつ煮で一杯、これもいいなあ~・・・(;^ω^)
何故か売店から缶ビールを買って待合室で「グビッ」となりました。
時間的に誰も何処のお店に入ってなくて、一人で呑んでいる姿を想像するに恥ずかしくなってしまったんですね。
そんな柄にもないのに・・・(-"-;A ...アセアセ (笑)
ということで約2時間の越後湯沢での滞在時間を終え、上越線下り線、普通列車で長岡へ向かいました。
翌日、2日目
妙高山かな?
越後富士とも云われるようですね(標高2,454 m)
宿泊した新潟から信越本線、えちごトキめき鉄道 妙高はねうまライン乗り入れの特急「しらゆき号」に乗車し行き着いた駅は・・・。
上越妙高駅
こちらの駅もけっこう大きくて広々しておりました。
「北陸新幹線駅」と「えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン」の駅となります。
滞在時間は約3時間。
まずは西口にある日帰り温泉施設「釜ぶたの湯」でまったりすることに。
※施設の写真なし(上の写真、左端中央、ビルの間に少し写っております。)
温泉は肌にまとわりつくような泉質、まさしく温泉という感じでサウナ等も完備で大満足でした。
東口に目をやると・・・。
上越とくれば・・・?
軍神と恐れられた戦国武将
上杉 謙信 公ですね。
上杉氏縁の地ですので、その関係の史跡探訪も有りですが、今回はパス。
また江戸期、我遠野地方を治めた八戸氏(遠野南部家)、女殿様である清心尼公(八戸ねね)の夫であった八戸根城城主、八戸直政公(第20代)が越後高田城普請のため、ここ高田に赴任していたとの伝えもあることから、いつか機会があったら、その痕跡も辿ってみたいと思っていた時期もありました。
しかし、こうして機会があって立ち寄るもその気になれず・・・(;^_^A
風呂入って飲んで食べて・・・敵いませんね。(笑)
この方面は、またいつか機会がありましたら、本気で考えてみたいと思います・・・一応。
お土産屋さんとレストラン併設のお店で生ビール2杯をいただく。
写真はなし
サウナでけっこう絞ったので、最高に美味しかったです。
そしてここで越後のお土産を買いましたが、品揃えがイマイチ。
他ではもう買えないので不本意ではありましたが買いました。
北陸新幹線最寄り駅なのでE7系と思いきや、東北新幹線でのE5系だっ。
(^-^;
滞在3時間、北陸新幹線上り はくたかで中継地の高崎に向かいました。
今回の乗り鉄旅、ブログ掲載は4回を予定してましたが、コンデジ画像の取り込みに失敗したらしく2日目夕方からの写真が消えてしまうというアクシデント発生。( ノД`)シクシク…
なのでエントリーは3回とさせていただきます。