「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

盛岡じゃじゃ麺もどきを作る

2009-07-26 09:27:04 | その他
 岩手の三大麺といえば・・・というより盛岡の三大麺となりますが、「わんこ蕎麦」「盛岡冷麺」そして「じゃじゃ麺」です。
 
 ということで、中でもじゃじゃ麺は最も本場盛岡の味に近く家庭で再現できる料理でもありますから、そのレシピ等をご紹介いたしますので、お試しください。


 本来、職場の後輩が食当として作るはずでしたが、緊急要件が発生して残留の小生が作るハメに・・・食べるのは何度か経験ありますが自身で作るということは初挑戦、盛岡の同業者の中には専門店顔負けのじゃじゃ麺を作る方々も多いと聞きますが、同僚の中には研修先でその作り方を伝授されたり、レシピをいただいたりという場面もあって、それらを参考にとりあえず挑戦したというところです。

 
 一応8人~10人分という内容ですが、多く作り過ぎた場合は冷凍保存して次回も使えます。

○材料
 玉ねぎ1個、人参1個、にんにく1P、しょうが1P、干シイタケ8枚、煉り胡麻(砂糖の入ってないもの)1袋、胡桃適量、豚挽肉400グラム、長ネギ2本、きゅうり6本、赤みそ(オタマでふたつ)、ごま油適量、醤油或いはそばつゆの元
玉子人数分、酢、ラー油、生きし麺か玉うどん


○下ごしらえ
 玉ねぎ、人参をみじん切りにする。
 しょうが、にんにくをそれぞれすりおろす。
 干しシイタケを水で戻してみじん切りにする。(戻し水は捨てないでそのまま)
 胡桃をすり鉢でする。
 ※それぞれの具材は分けて皿等の器に入れておく。

○肉みそ作り(これが肝心)



 熱した中華鍋(深いフライパン或いは鍋)にごま油を敷いて挽肉を炒める。
 鍋におろしにんにく、しょうがを加えてさらに炒める。
 さらにシイタケを加え炒める。
 玉ねぎ、人参も加え炒める。
 鍋にシイタケの戻し汁を加えて煮る(軽く醤油等で薄めに味を整える)
 水気が減ってきたら胡桃、ゴマ、味噌、ごま油(適量)を加えよく煉る。
 ペースト状になるまでよく煉る。
 
 
○仕上げ
 きしめん或いはうどんをゆでる。(きしめんは幅広のものより細い方が良い)
 麺を茹でてる最中にキュウりを短冊に切る、長ネギを輪切りにする(薬味用)
 茹でた麺を器に盛りつける(冷水で洗う冷やすはしない)鍋からそのまま箸かザルで器に盛りつける。
 盛りつけた麺に肉みそをかけ、きゅうり、長ネギを添える。




 酢、ラー油、おろししょうが、おろしにんにく等をさらに加えてお好みの味に仕上げてお食べください。


 そして・・・食べ終わったら・・・。


○チータン

 食べ終わった器に玉子を落として少し掻き混ぜる。
 熱湯を適量、器に注ぐ。
 塩コショウを少し加えて味を調える。
 余った肉みそを加えて味を調整する。








 

※肉みそは少ししょっぱ目になると思いますが、本場盛岡じゃじゃ麺にかなり近い味に仕上がるものと思います。
 無論、これが全てではないと思います。
 通の方々にはこだわりの作り方、秘密レシピも存在するものと思いますが、その雰囲気と味が楽しめると思います。

 なお、画像では不覚にも肉みそ作りに白みそを使い、ゴマも白煎ゴマを使ってしまいましたがさほど味には変化はありません。
 本場は黒ぽく仕上がります。 
 
 
 
コメント (12)
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