《第67回江戸川乱歩賞受賞作!
博士号を持ちながら30歳で北海道警察の警察官となった沢村依理子。
ある日、5年前に未解決となっていた誘拐事件の被害者、島崎陽菜の遺体が発見される。
犯人と思われた男はすでに死亡……まさか共犯者が……? 捜査本部が設置されるも、再び未解決のまま解散。
しばらくのち、5年前の誘拐事件の捜査資料が漏洩する。なんと沢村は漏洩犯としての疑いをかけられることに。
果たして沢村の運命は、そして一連の事件の真相とは。
組織に翻弄されながらも正義を追い求める沢村。
警察官として、ひとりの女性として葛藤し成長していくーー。》
北緯43度は札幌を象徴する緯度線、コールドケースは未解決事件。
事件の構造、捜査活動、警察組織、人物の背景、取り調べ時の心理描写・・、読み進むにつれどんどん面白くなり、最後の方は一気読みに近い状態になりました。
(22/01/05画像借りました。)
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