《マッサージ店で勤務する柳田譲、44歳、独身。傷つきやすく人付き合いが苦手な彼の心を迷惑な客や俗悪な同僚、老いた母や義父が削り取っていく。自分が暴発してしまうまえに自死することだけが希望となった柳田をさらに世界の図らざる悪意が翻弄する―。第39回太宰治賞受賞作。》
近い考えをする事はあっても、そこまでは・・、という生き方をする人の物語。
ビーガン関連の話が出て来て「・・生まれて間もない子豚が麻酔もなしに素手で睾丸をむしり取られたり、・・」という記述があって・・、昔、養豚業に携わった時のアレコレを思い出しました。
Wikiによれば《ヴィーガン協会は、ヴィーガニズムを「衣食他全ての目的において、実践不可能ではない限りいかなる方法による動物からの搾取、及び動物への残酷な行為の排斥に努める哲学と生き方」と定義している。》
(画像借りました。)