テーマを戦略の話に戻します。
戦略で大切なことがもう一つあります。
間が空きすぎたので、振り返ってから本題に入ります。
戦略は一か八かじゃない。ヤケクソでもない。生きるか死ぬかです。
信長は、今川義元に負けて死ぬことも選択できたのだけど、死ぬのはいや。
だから生きることを択一し生きるためには今川軍に勝つことだ。
今川軍に勝つためには義元の首をとる戦略と、
今川軍との戦いに勝つ方法、この二つある。
二つとも成就する必要はまったくない。択一だ。
だから信長は費用対効果を考えて、義元の首を取ることを前者を択一。
組織の目的をそこに集中させた。
戦いを避けて、義元の首一点に三千人が集中すれば、やれると読んだ。
義元が打たれたら、今川軍は戦う名目がなくなり、全員国に戻るにちがいない。
だれしも戦うより故郷で家族と過ごす方がいいに決まっている。
事実、その通りで今川軍はそちらを択一した。
ここまでは、過日記しました。
戦略で大切なことがもう一つあります。
完成図から今に。屋根から階段を一段一段下へに
設計図を見ながら、今、次、先に用意する部品の段取りをする、
経営計画で言えば百年の大計が先にある。
それを99,98,97,・・・・・・・・・・3.2.1
と戻して経営計画を立てる、といったといった将来(さき)から、
今に戻すシュミレーション作業。
こうした側面が、戦略の本質です。
これが殆どでできていない。
では、以下本文。
このように戦略を具現するためには、まず最初にこうする、
こうなるといった完成図をイメージしておくことが不可欠です。
設計図に即して部品を取りそろえイメージ通りの家を完成させる。
完成図に基づいて戦術の組み合わせて「プロジェクト」を淡々とこなす。
プロジェクトを完遂させるには、一人ではどうにもならない。
また「知識」だけではどうにもならない。なぜか。
「知っている」も「わかる」も、自分だけの経験、知識の範囲内でのこと。
だから知識では外部の人の行動を動かすことにはならない。
自分以外の人は、こちらの思うように動いてはくれない。
自分の思うように動いてもらうためには「戦略」とその共有が不可欠です。
世には大きく分けて、自分が知らない世界と知っている世界とがあって、
「知っている」、「わかる」は自分の範囲以内でのことにすぎない。
世界は人の数だけあるわけですから、1つでも多くの知らない世界を知るためには、
一人でも多くの人との関わりが必要になる。
関わりを拡げるためには、「自分の知らない広い世界がいっぱいある」
という謙虚さと認識があってこそのこと。
そして違いがあるから相互に補完しあえ、相互に学びあえる。
こうしたことを前提に、他者と戦略を共有できる。
その戦略を共有したもの同士の群れ、集合体が組織です。
一人で自分の戦略を果たすより違う世界をもつ人と戦略共有を計ることで、
その力が増すというところに組織の存在意義がある。
また組織としての戦略が一人一人の構成員に共有されてこそ、
初めて組織は機能するのです。
人は、どこかで「自分は足りないところがずいぶんとあるし、
自分一人ではたいしたことはできない」と思っていますから、
群れを求め、群れに所属する。こうしてできたのがムラ→社会です。
自分とは違う個性の人、有能な人間を集め、自分の戦略を共有し
組織を構築する。これが会社といったことになります。
戦略で大切なことがもう一つあります。
間が空きすぎたので、振り返ってから本題に入ります。
戦略は一か八かじゃない。ヤケクソでもない。生きるか死ぬかです。
信長は、今川義元に負けて死ぬことも選択できたのだけど、死ぬのはいや。
だから生きることを択一し生きるためには今川軍に勝つことだ。
今川軍に勝つためには義元の首をとる戦略と、
今川軍との戦いに勝つ方法、この二つある。
二つとも成就する必要はまったくない。択一だ。
だから信長は費用対効果を考えて、義元の首を取ることを前者を択一。
組織の目的をそこに集中させた。
戦いを避けて、義元の首一点に三千人が集中すれば、やれると読んだ。
義元が打たれたら、今川軍は戦う名目がなくなり、全員国に戻るにちがいない。
だれしも戦うより故郷で家族と過ごす方がいいに決まっている。
事実、その通りで今川軍はそちらを択一した。
ここまでは、過日記しました。
戦略で大切なことがもう一つあります。
完成図から今に。屋根から階段を一段一段下へに
設計図を見ながら、今、次、先に用意する部品の段取りをする、
経営計画で言えば百年の大計が先にある。
それを99,98,97,・・・・・・・・・・3.2.1
と戻して経営計画を立てる、といったといった将来(さき)から、
今に戻すシュミレーション作業。
こうした側面が、戦略の本質です。
これが殆どでできていない。
では、以下本文。
このように戦略を具現するためには、まず最初にこうする、
こうなるといった完成図をイメージしておくことが不可欠です。
設計図に即して部品を取りそろえイメージ通りの家を完成させる。
完成図に基づいて戦術の組み合わせて「プロジェクト」を淡々とこなす。
プロジェクトを完遂させるには、一人ではどうにもならない。
また「知識」だけではどうにもならない。なぜか。
「知っている」も「わかる」も、自分だけの経験、知識の範囲内でのこと。
だから知識では外部の人の行動を動かすことにはならない。
自分以外の人は、こちらの思うように動いてはくれない。
自分の思うように動いてもらうためには「戦略」とその共有が不可欠です。
世には大きく分けて、自分が知らない世界と知っている世界とがあって、
「知っている」、「わかる」は自分の範囲以内でのことにすぎない。
世界は人の数だけあるわけですから、1つでも多くの知らない世界を知るためには、
一人でも多くの人との関わりが必要になる。
関わりを拡げるためには、「自分の知らない広い世界がいっぱいある」
という謙虚さと認識があってこそのこと。
そして違いがあるから相互に補完しあえ、相互に学びあえる。
こうしたことを前提に、他者と戦略を共有できる。
その戦略を共有したもの同士の群れ、集合体が組織です。
一人で自分の戦略を果たすより違う世界をもつ人と戦略共有を計ることで、
その力が増すというところに組織の存在意義がある。
また組織としての戦略が一人一人の構成員に共有されてこそ、
初めて組織は機能するのです。
人は、どこかで「自分は足りないところがずいぶんとあるし、
自分一人ではたいしたことはできない」と思っていますから、
群れを求め、群れに所属する。こうしてできたのがムラ→社会です。
自分とは違う個性の人、有能な人間を集め、自分の戦略を共有し
組織を構築する。これが会社といったことになります。