経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

挑戦 嫌われる体質作り

2008年03月29日 | Weblog
花粉と戦うといった、対処法自体が脳力開発、
つまり、かねがね人様や自分に言っていることと
自己矛盾、論理矛盾していることに、
今頃になって気がつき、自分に呆れています。
このことは、数日前でしたか、ここに書きました。

早速その誤りを糾して、今日(25日)で3日目です。
23日の午前中までは、これまで経験したことがないぐらい
酷い状況で、パソコンに向かうことも出来ず、
車の運転も出来ず、完全にお手上げ状況に陥っていました。

それでも戦うことはやめ、相手を認識しないように、
気をそらすことに努めました。

高校時代でしたか、歯が痛くて困っていたとき、
盲腸が痛くなり、母に連れられて病院に行ったんです。
市電に乗って盲腸の痛みをこらえているとき、
突然気がつきました。
それまで歯痛で右手は、左の頬を押さえていたのに、
今は左のお腹を押さえている。それに歯の痛みが消えている。

そのことを思い出しました。
それで、とにかく気をそらすことにしてみました。
ウンウンうなって努力といったことでは、気はそらせないので、
夢中になることを、いろいろ途切れなくやり始めました。

これも以前、触れたと思うのですが、2ケ月前、運動不足対策にと
直径560センチのバランスボールを1280円で買っていました。

それで、これに手をつかず、足をつかず腰掛ける。
これを、やりました。
むろん、そんなことが簡単に出来るわけはない。
腰を乗っけただけで、ひっくり返ります。
何度も何度も試みていると、ほんの一瞬ですが、
手足を離しても、まあるい風船の上に腰が乗っかる。

この間、私の花粉症の症状を感じるゆとりはなかったのです。
なにせ狭い部屋。転ぶと机の角に頭をぶっつけて大怪我、
といったことも起こるのですから。
必死、夢中でやりました。

それでも止めると、またすぐ元に戻りした。
これでは、ボールに腰掛けることへ挑戦して
一生を送らねばならないじゃないか。
そんな風には思いませんでした。

これは実に大きな収穫と、思いました。
気を花粉からそらせば、少なくともその間は、軽減する。
これを換言したら、甜茶を飲む、紫蘇の実を飲む、
といったこれまでの対策は、お金をかけて、
花粉に気を集中させていたことになる!

ほっておいてもお客が来るお店というのは、
お客が来たくなる雰囲気、品揃え、魅力があるお店です。

私の身体は、 花粉というお客が来たくなる
雰囲気、品揃え、魅力があるお店なのです。

経営では人様に言っていてわかっていることなのにこの有様。
これは大きなショック、そして教訓でした。

でも、問題に気がついたら大丈夫。
これからは花粉に好まれない体質づくりに取り組めばいいのです。
それに症状が出たら、「気をそらす」。

この原稿も、バランスボールをイス代わりにして書いています。
読書も、執筆も、映画鑑賞も、このイスです。

それで、わずか3日でほぼ完治というのは
偶然にしても早すぎるようですが、これでもう2日。
嘘のように、例の症状が出ません。

いや時々、ひょいと出かかる。その瞬間、
近くにボールがあればボール。
なければ部屋を駆け回り身体を激しく動かし、逃げ回る。
嘘みたいですがこれで、鼻ムズがすぅっと引いていく。

「花粉に好まれない体質づくり」に関しては、
経営指導をやっている私にとっては、お手の物。
それに26年間、
「消費者から好まれないお店作り、企業作り」を
してきた経営者たちから教えて頂いたノウハウがある。
これからも彼らを先生として、学ばしてもらえる。