経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

我、未だ未熟

2008年03月23日 | Weblog
まだまだ未熟」、「こんなことすら、口だけでわかっていない」、
「置き換えが出来ていない」、「少しもともわかってない」、
「対(つい)」と書いて、実は対(たい)しているじゃないか」、
「、「偉そうなことを言って」、「間違っていたんだ」、「大反省」、・・・・・

 昨夜、溝口健二の「山椒大夫」を見終えて、寝る前に、
 頭に余韻を残さないために、今、課題にしている
「花粉症に罹らないシクミづくり」に関して、
いろいろ集めた資料を読んでいた。

 「これだ、わかった。そうか。そうなんだ!」

 ふと頭をよぎったこの発見に喜んだのはつかの間、
 私はその発見のことより、自分のいい加減さに、
 自分であきれかえって、落ち込んだ。
 
 それを、思いつくまま言葉に書き出したのが、上。

 花粉症対策とは、私から見たら、花粉を憎き、手強き敵。
 そうみて、戦ってきた。これが対応、対策。
 ここの「対」は「たい)」

 これをイメージすると、こうだ。
 花粉という外敵に対し、私が戦う。その武器、
 あるいは応援兵として、甜茶や紫蘇油。
 そのチャンチャンバラバラで、傷つきやられるのは
 私の目、鼻。

 では、以前は、なぜなんともなく、
 ここ10年から、こんなことになったのか。

 考えを思いつくまま書き出したのが、以下2点。

 1-花粉が悪者、それを退治する、という論理自体が
、 完全に誤りなのだ。なぜなら10年前までは、
  杉花粉が降りかかる中を、犬と散歩していて、
  犬は花粉症に罹ったが、私は平気だった。
  その犬も若いときには平気だった。

2-花粉自体が原因で、鼻むずむずというのであれば、
上の1は起こりえない。
3-かりに花粉が悪いとしたら、花粉に良い花粉になって
 頂かない限り、私の花粉症は解決しない。

 私が、落ち込んだのは、上の1~3の文章にある、
「花粉」を「相手」あるいは「消費者」、「競合店」に
 入れ替えてみたときである。

 なんということはない、私が常日頃偉そうにいっている
 ことになるではないか。
                後編に続く