経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

革新は、ここから

2008年03月07日 | Weblog
今潮流は?本来のあり方は?、
と言われたら、こたえは明快である。


元来、時代の潮流は、
「オープンソース」の方へ流れている。
国の歴史が何よりの証だ。

今、急速に情報開示・公開の流れに
転化、集約され初めている。

最近、あのマイクロソフトですら、
と報道されたのも、なにも唐突なことではない。

アンチオープンは、胡散臭い、透明性に欠く、だから
信頼できないといったように
消費者を思い込ませる事件が、多発。
これも、追い風になっている。

だがそうした消極的な理由以外に、
孤立型は、融合系、協力系ないしはシステム系に
 太刀打ちできない。
 存続できない。

否、むしろ自分、自社の「系」を大きくすることを、
生存の「決め手(売り)」とする潮流へ、
大きくギヤチェンジしているのである。
これは、東芝の「HD DVD」事業の終息が、
事例として挙げられる。


一人ではいかに優秀でも、優秀な組織には勝てない。
1つの商品が優れていても、
その関連機器、ソフトの広がりがないと、
孤立型。自滅型。

こんな風に置き換えてみれば、
これは普遍性ある生き方の思想そのものであることが
理解できよう。

ちなみに、ここで自問自答してみようではないか。
俺が俺が、我が社、我が社、と自慢話をする俺は、
気分が良いが、
それを聞いている、みんなはどうだろう。

 ここから革新は、始まる