昨日の広島高裁の判決には驚きました。
愛媛県の伊方原発の運転差し止め判決で、遠く離れた阿蘇山が爆発したときの
火砕流が到達する危険があるとの理由。
地元の大分合同新聞はかねてより、伊方原発反対の立場で報道をしております。今朝の朝刊のTOP。
この判決で鬼の首を取ったみたいな報道。
でも待ってよ!まさか阿蘇の爆発の危険性がここに出てくるのかよ。
伊方原発が火砕流により破壊される前に、それよりずーっと阿蘇山に近い
大分市はもうなくなっているんでは。喜んでいる場合じゃないだろう。
こんな馬鹿な想定、この前阿蘇が爆発したのは8万7000年前。
そりゃー自然のしでかすことですから、ちっぽけな人間が想定できないことが起こることもあるでしょうが、大分市が火砕流に飲み込まれ、豊後水道の海底を押し進み、佐多岬に上陸してか、佐多岬の北側を回りこんで伊方原発に襲い掛かるとき、原発が破壊され、放射性物質が漏れ出す恐れがあるから、立地不適
と定年直前の裁判長は判断したんですね。すごい!!!あきれ果てます。
裁判長たるもの、地震学者で、原子力工学も知識豊富で、さらに火山学者でさらに未来予言者でもあるんですね。
新聞もこんなばかげた理由で判決に勝ったと大喜びで1面に書き立てるのであれば、そのときわれわれ市民はどうして火砕流から逃れるのかという別の問題を提起すべきでしょう。こんなことが起きれば、世も末、九州は人が住むところじゃなくなるんですよ。
新聞としては原発反対の態度もいいですが、その判決の理由があまりにも常識からずれていれば、ましてや原発事故より先に地元が火砕流で大騒ぎになることを想定すれば、喜ぶより先になんだこの判決はと疑問を呈するのが地元新聞でしょう、読みたくてこの地元新聞を購読しているわけではありません。朝日新聞ではないですが、ポストに入っているんですよ。
この秋に阿蘇外輪山で立て看板を読みました。
現在ある外輪山にそって高い山があって、それが爆発して吹き飛び、残ったあとが外輪山かと思っていたのですが、それほど大きな山ではなかったようで、
爆発のあと今の阿蘇盆地が陥没して、その中に今ある5岳が再び出来たらしい。
あの大きな阿蘇盆地が陥没するほどのマグマが流失したのでしょう。
以前いま住んでいるところから西に2kmほどのところの丘陵地に住んでいました。タワーを建てるのに穴をほりましたが、1mも掘るとたくさんの軽石や
焼けた木切れが出てきました。地層からして8万7000年前の阿蘇山の爆発の地層だったのだろうと思っております。しばらくは雨が降るたび、庭に軽石がぷかぷか浮いていました。これは火砕流ではなく爆発によって飛来してきた噴出物だったんだろうと思いました。確かに阿蘇山はここ大分から70数キロしかありません。意外と近いのです。
160kmもの範囲に火砕流が再び流れ出したら、原発反対どころではない、とんでもない事態です。杞憂という言葉がありました。杞憂、杞憂。
愛媛県の伊方原発の運転差し止め判決で、遠く離れた阿蘇山が爆発したときの
火砕流が到達する危険があるとの理由。
地元の大分合同新聞はかねてより、伊方原発反対の立場で報道をしております。今朝の朝刊のTOP。
この判決で鬼の首を取ったみたいな報道。
でも待ってよ!まさか阿蘇の爆発の危険性がここに出てくるのかよ。
伊方原発が火砕流により破壊される前に、それよりずーっと阿蘇山に近い
大分市はもうなくなっているんでは。喜んでいる場合じゃないだろう。
こんな馬鹿な想定、この前阿蘇が爆発したのは8万7000年前。
そりゃー自然のしでかすことですから、ちっぽけな人間が想定できないことが起こることもあるでしょうが、大分市が火砕流に飲み込まれ、豊後水道の海底を押し進み、佐多岬に上陸してか、佐多岬の北側を回りこんで伊方原発に襲い掛かるとき、原発が破壊され、放射性物質が漏れ出す恐れがあるから、立地不適
と定年直前の裁判長は判断したんですね。すごい!!!あきれ果てます。
裁判長たるもの、地震学者で、原子力工学も知識豊富で、さらに火山学者でさらに未来予言者でもあるんですね。
新聞もこんなばかげた理由で判決に勝ったと大喜びで1面に書き立てるのであれば、そのときわれわれ市民はどうして火砕流から逃れるのかという別の問題を提起すべきでしょう。こんなことが起きれば、世も末、九州は人が住むところじゃなくなるんですよ。
新聞としては原発反対の態度もいいですが、その判決の理由があまりにも常識からずれていれば、ましてや原発事故より先に地元が火砕流で大騒ぎになることを想定すれば、喜ぶより先になんだこの判決はと疑問を呈するのが地元新聞でしょう、読みたくてこの地元新聞を購読しているわけではありません。朝日新聞ではないですが、ポストに入っているんですよ。
この秋に阿蘇外輪山で立て看板を読みました。
現在ある外輪山にそって高い山があって、それが爆発して吹き飛び、残ったあとが外輪山かと思っていたのですが、それほど大きな山ではなかったようで、
爆発のあと今の阿蘇盆地が陥没して、その中に今ある5岳が再び出来たらしい。
あの大きな阿蘇盆地が陥没するほどのマグマが流失したのでしょう。
以前いま住んでいるところから西に2kmほどのところの丘陵地に住んでいました。タワーを建てるのに穴をほりましたが、1mも掘るとたくさんの軽石や
焼けた木切れが出てきました。地層からして8万7000年前の阿蘇山の爆発の地層だったのだろうと思っております。しばらくは雨が降るたび、庭に軽石がぷかぷか浮いていました。これは火砕流ではなく爆発によって飛来してきた噴出物だったんだろうと思いました。確かに阿蘇山はここ大分から70数キロしかありません。意外と近いのです。
160kmもの範囲に火砕流が再び流れ出したら、原発反対どころではない、とんでもない事態です。杞憂という言葉がありました。杞憂、杞憂。
文系それも法科となると、理系の考えることとかなり異なった人種のおもえます。裁判で決まったことはいまさらどうしようもないことですが、良識をふりかざす新聞がRILさんがおっしゃるように公平中立からぶれた視点で読者を巻き込むのは耐えられません。
どうも最近の新聞を初めマスコミは右か左かに寄っているのが当たり前になっているようです。でも昔から左派系新聞とか色付けしていましたから、今にはじっまたことではないのかもしれませんね。
読むほうが取捨選択するのが当たり前なんでしょうね。
新聞社は公平な立場で物を書くのが当たり前だと思っていましたが「原発反対」の立場で書いていたんですか?
仰るとおり阿蘇山が爆発したら四国よりも先に大分市内がそれどころではない筈でしょうが・・・
現実的にはVQAさんの言われる通りですが、裁判って争点になっていること、即ち安全性の証明が合理的かどうかで判断すると思いますのでこういう結果になったのではないでしょうか。争点になっていない事に関しては何も判断を示さないのではないでしょうか。裁判ってこういう事が多い様に感じます。