JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

若い人に外国との交信の面白さを

2020-01-19 19:50:06 | 無線
 昨日は嬉野温泉の宿に早めに着きましたので、一番風呂をゆっくし堪能しました。
 嬉野温泉は美人ハダにする効能があるということですが、少しは肌が若返ってかも。

 夜の宴会は持ち寄った各地の銘酒をご馳走になりながら、無線の話で盛り上がったのは
いうまでもありません。
 もちろん総通が提案した新しいバンドプランなども話題に上りましたが、話の中心は
やはり今が旬のFT8でしょうか。
 
 そんなたくさんの話題の中で、コンテスト好きの方が紹介された話は、よかったです。
 海外相手のコンテストに九州工業大学と宮崎大学の学生数人を南阿蘇のクラブ局に
招待して、正真50Wでコンテストを体験させたそうです。
 いまはやりの「YOTA」の一環として。

 海外と交信するのも始めてという若者もいるなか、夕方になりLUが聞こえてきたそうです。
 しかしいくらコールしても相手にしてもらえず、時間を置いて何度かトライしていたそうです。
 経験者はもう少し時間が過ぎて、うまくグレーゾーンに入れば交信は可能だろうと思って
黙って眺めていたそうな。

 やがてその時刻が近づき、再びLUをコールしてみたら、なんと応答があったのです。
 その若者は飛び上がって歓声を上げ喜んだと。

 こういう体験をすると、アマチュア無線の面白さが分かってもらえるかもしれません。
 各大学にコンテストクラブ局があった時代は遠くに過ぎ去り、大学にはもう無線クラブさえない
所も多いなか、大いに若者にこういった体験をしてもらうチャンスを作ることは重要なこと
でしょう。

 この話は聞くほうとしても、自分の昔を思い起こさせてくれ、あの感動を若者に味わってもらう
チャンスを提供する方法を考えないとならないと痛切に思いました。

 いい話をありがとうございました。
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