JA6VQA 日々新たに

趣味のアマチュア無線で海外との交信や写真などを中心に、日々感じることを書き綴ってみます。
 

HU1DLが始まった

2020-01-31 17:31:44 | DXing
 HU1DL DLの連中によるEl Salvador(YS)へのペディがけさからはじまりました。
 はじめHUというプリフィックスを聞いたとこはHR(Honduras)かと思ったのですが、間違っておりました。
 今朝は久しぶりに20mCWでの交信でした。別にNEWではないのですが、しばらくYSとの交信が
なかったのです。
 午後になって30mのFT8 F/Hの運用が結構強い信号で見えてきました。難なく交信できました。
 夕方には40mのCWです。7026にいてUPを指定しております。
 PCを新しくしたので、まだNap3やCW Skimmerの設定をしていないので、B-VFOを回しながらの
送信ポイントを探すのですが、いつもはモニター画面を見ながら、パイルの隙間なり応答局の送信ポイント
を容易に探せたのですが、こういった小道具が使えないとやはり不便です。
 ついFT8ばかりに現を抜かしていると、こんなところで罰を被ります。
 40mも4KhzのUPで応答がありました。お祭りに参加しただけですが、残っているBandは160mと6m
ですから、Band Newはとても無理でしょう。

 昨夜は40mでWASを探しておりましたが、22時ごろも良くWが見えるのですが、いくらパワーを入れても
取ってもらえない。
 しかし23時を回ると、交信ができるのです。こちらの電波がようやくWまで飛んでいくには、やはり
電離層のD層が消滅して来なければ、反射してくれるF2層に届かないのかと思ったりします。

 いまのようにFT8が盛んになる前、JT65の時代はDIGI通信はなるべくQRPで運用し、相手のSRNより
低いレポートをもらうのが美徳だといわれた時代がありました。
 しかし考えてみるに、QRPはそれなりに面白いのでしょうが、やはりQRPではFT8の面白さは
十分楽しめないでしょう。これまでのCWやSSBの時代より弱い電界の信号を解読できるFT8ですが、
それは相手の受信環境に弱い信号でも届かないことには解読してもらえないわけです。
 いまのコンディションの低下した環境では、その弱い電界のレベルの電波さえ送り込むのにかなりの
パワーが要求されます。
 出せるのであれば自局の出せるパワーを入れて運用しても別に問題はなかろうと思っております。
 最初にJT65を取り入れたEME通信の世界では、それこそフルパワーでの運用が当たり前でした。
目一杯パワーをいれても、お月様からの電波は相当減衰して戻ってきていたようです。でもその弱った
電波でも解読していたのがJT65のすごいところでしょう。
 どこでDIJI通信イコールQRPなる都市伝説が出来上がったのでしょう。
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