高齢者講習

運転免許証の更新時期が近づいて来ましたら、高齢者
講習の受講が必要との通知をもらいました。
　歩いて5分ほどのご近所自動車学校に予約して昨日
受講してきました。
　昭和32年に自動車学校を卒業して以来、はじめて
自動車学校のコースを走らされました。車庫入れ、ク
ランク、S字カーブ、踏切前一旦停止、ジクザグ等ひと
通り走りました。
　そのあとは適性検査のコンピュータ診断、視力検査
などを受け、簡単なレクチャーで無事に修了証明書を
もらえました。
　かかった費用は￥５，８００。

　最近の自動車学校は新入りの高校生が減少して、この
高齢者講習の受講者数のほうが多いとの事。
　これは完全に警察官僚と自動車学校の生き残りのため
の金儲けでしか無いと実感しました。

　確かに反射神経は年と共に低下してきたり、視力の
低下もありますが、検査の中でも夜間視力検査での視力
回復時間の測定はいかがなものかと思います。

　30秒も明るい光に目を晒して、いきなり真っ暗の中の
物が見えるまでの時間を測定して、おまえは回復能力が
遅いの早いのという検査はナンセンス。
　真面目に瞳孔を開いて明るい光を見れば見るほど回復
しないのが正常だと思いますがね。

　「黄昏時まどで急に回りが暗くなった場合、眼が暗さ
に慣れ視力が回復するまでの時間です。（秒数が少ない
ほど良好です）
　と説明書にかかれております。ならば３０秒も明るい
光に眼を晒すなんて実際あるんかね。と言いたい。

　今度は更新期間もゴールド免許でも３年に短縮され、
７５歳になるとさらに認知検査までされるという、高齢
者いじめが待っております。
　
　何れにしても運転免許は必要ですので、お上の言われ
るままに従わざるを得ません。
　頂きました高齢者講習終了証明書をもって近いうちに
更新に出かけることにしましょう。