石坂ファームハウスの『都会の田舎をおすそ分け』

多摩丘陵の自然豊かな里山から、その恵みを大切にした農家の暮らしをお伝えします

6月のイベント・かまどご飯と収穫体験

2022年06月06日 | 自然の恵みを楽しむ会
色々な野菜が採れる時期になりました。昨日はズッキーニ・キュウリが初収穫。食卓がにぎわいます。
先日は早々トウモロコシが獣害に合いました。例年は熟したトウモロコシを狙いに被害があるのに、まだヤングコーンの状態なのにかじった様子。個体数が増えていてエサ不足なのか、何だか今年は嫌な予感・・・。電気柵も設置しましたがより強力な柵を検討中です。

夏野菜の畑散策しながら野菜を収穫。そのあとはかまどの炊きたてご飯で各自おにぎりを握り(塩のみ)、シンプルに一汁一菜の石坂ファームハウスの野菜とお米のお昼を食べましょう。煙のにおいや火を見る機会の少ない時代です。子どもたちは興味津々にかまどのそばに集まります。そして自分で握ったおにぎりは格別。お米の味をしっかり感じ、自家製お味噌の風味も感じてください。日頃の食事ではおかずでお腹いっぱいになってしまう子どもたちも、シンプルな食事にだとお米をメインにしっかり味わって食べてくれるものです。普段は食べない野菜に挑戦してみたり・・・畑で収穫体験した効果でしょうか?ご参加お待ちしております。

●日 時 ・・・全日10時集合12時半頃解散予定
6月11日(土)
6月12日(日) あと3組募集
6月18日(土) あと2組
6月19日(日) 締め切り
※雨天中止 開催判断には迷う時はブログに掲載、または直接お問い合わせください
各回5組募集 (申し訳ありませんが申し込みが2組の場合は中止にさせていただきます。ぜひお友達をお誘いご参加お待ちしております。申し込み状況は募集の日にちの後ろに記します) 

●参加費 お1人1500円(2歳から・同伴参加者も含む) 入園・体験活動・かまどご飯のおにぎり、汁物、漬物

●収穫体験セット 2500円
【内容】ブルーベリー250gパック、キャベツ、大根、ルバーブ、他その時に採れる野菜キュウリ・ジャガイモなど

●持ち物 ハンドタオル(アツアツのご飯にラップだと手が熱いのでハンドタオルを使用します)飲み物、収穫物を入れる袋、作業用手袋、汚れても良い足元・服装、虫よけ対策と日焼け対策も忘れずに。

●申込みはメールで ishizakafarmhouse@yahoo.co.jp
①代表者お名前 ②参加人数 ③希望の日にち ④収穫体験セットの数 ④駐車場利用の有無 ⑤連絡の取れる電話番号

 

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田植えイベントの様子

2022年06月06日 | 田んぼ・お米作り講座
4日はお天気に恵まれ、イベント日和。多くの参加者の方が青空のさわやかな気候の中で田植えが出来ました。

まず、集合後「苗が出来るまで」「田植えの準備まで」など田植えが出来るまでの様子を知ってもらいます。苗を植えることがお米作りのスタートではありません。種もみをまき、発芽させて土に蒔き、温度管理をして・・・と田植えはその途中の段階であり、農家は春からずっと準備をしてきていることを説明。スライドを見ている方の「へーえ」「なるほど」と言うつぶやきがささやかな喜びです。
苗を植える作業も、やり直しのない本番となります。だから参加の方にはガイドラインの紐に沿って、丁寧に確実に植えてもらうためしっかり指導いたします。・・・でも、最初は慣れない手つきの子どもたちも後半は慣れた感じでスピードアップ。一列一列を共同作業で進める様子も見ごたえがあります。泥の感触や苗の植える作業、初めてだらけの体験も何かしらの感情が芽生えたはずです。今後の苗の生育はどうかな?お米ってこんな場所でできるの?どんな風に育つの?
汚れた手足は用水路で洗い、水の冷たさや流れる水で洗う気持ちよさ(水の有効利用)も感じてもらえたはず。日野市内でも湧き水を引き込んでいる田んぼはほぼなくなり、生き物も自然も豊かな田んぼが東京にもあるという事を実感してもらえたと思います。カエル・トンボ・クモ・サワガニ・・・農薬も除草剤も最低限にして、その分作業が大変になることもありますが今後も持続可能な田んぼを維持できるよう一緒に関わってもらえるとうれしいです!子どもたちが大人になって、またその子どもたちを連れてこられるように変わらない場所となれるように。

8月半ばに特別補講「かかし作りとお米の花の観察」を予定しています。7月8月はブルーベリーの摘み取り時期でもありますのでお越しの際は様子を見てください。そして10月8日(詳細は1週間前くらいにブログに記載)は稲刈りになります。約4カ月の間大きく育ち沢山の実りの穂がついたお米をお楽しみに・・・。
田んぼの水の調整、畦の草刈り、水田の中の草取りなどがこれからの作業になります。また様子を載せますのでご覧ください。

ご参加の皆様、多くのボランティア様、丁寧で真剣な田植えのご協力ありがとうございました。

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