22日は「核兵器禁止条約」が発行してから1年。条約の批准は59ヶ国に増えた。
唯一の被爆国である日本は、いまだオブザバーとしても参加を拒否している。
核の傘にあるドイツやノルウェーはオブザーバー参加をしている。オブザーバー参加国は、10ヶ国になった。
日本政府は条約発効前は、条約がない以上は国際法上違法ではないという立場をとり、条約が発行してからは「橋渡し役」を自認している。
日本は唯一の被爆国なのに情けない状況だ。
理由は後からいくつでもつけられる。要はアメリカのご意向だからだ。ここでもアメリカ言いなりだ。
アメリカ、ロシアをはじめとした核兵器保有5大国。
一度でも使えば、人類絶滅への道だ。
使えない兵器を持って「核抑止力論」や「MAD」という妄想に、いまだに囚われている。
毒ガスやクラスター爆弾、対人地雷などは、禁止条約の発効によって国際的に「違法」である。
核兵器も条約発効によって「違法」となった。
自民・公明、維新ではなく、やはり、アメリカにモノが言える「非核の政府」を誕生させるしかない。
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