戦争国家へ！

戦争国家へ！
安倍首相の施政方針演説を聞いて、強く感
じた。2,000億円ものイージスアショアの
設置をうたいあげ、演説の最後にひとこと
「憲法改正」にふれた。（姑息なやり方だ）

そして、国民の生活は「セレブ」しかみて
いないことだ。
だから平気で「働き方改革」などと言える
し、生活保護をはじめとした社会保障の削
減を実行できる。

5年間のアベノミクスによって、どれほど
格差の拡大と地方の疲弊が拡大していった
か。

現実が見えていない、いや見ようとしない。
言葉があまりにも現実からかけ離れ、「自
画自賛」の安倍首相の演説。

明治150年をもちだしたのも、その流れだ。
「富国強兵」の明治時代と同じ道を歩みた
い。その突破口が「９条改正」である。

憲法改正については、国権の最高機関であ
る国会で徹底的に議論をしなければならな
い。しかし安倍首相は、国会で質問されて
も「お答えを控えさせていただきたい」な
どと、徹底的に逃げ回っている。
真正面から議論しない姿勢が際立っている。
あまりにも姑息だ。

格差が拡大している日本経済も、異次元の
緩和で「時限爆弾」ともいえるものが大き
くなっている。

国会の議席構成と国民の思いが大きくかけ
離れている。
白を黒、黒を白、ともいえる安倍首相の言
説。非常に危険な歴史的時期を迎えている。

戦争国家への「暴走」をストップさせるた
めにも、いよいよ3000万署名も山場に。

追記
22日付日本経済新聞のトップに「日本の賃
金、世界に見劣り」と大きく報道。
そしてリード部分で、「主要７カ国で、日本
だけが2000年の賃金水準を下回る」

安倍首相がいくら自画自賛しても、実態は
逆だ。
言葉によるごまかし、粉飾はいつまでも続
くものではない。