今日は「鏡開き」
これでほぼ正月気分は終わるのではないか。
子どものころ、母親がこの鏡餅を細かく割って油で揚げたあられが楽しみであった。
大きいものを割るのは大変な作業だ。ヒビが入っているところから割るのだが、カビがすごい。
表面から見たらわからないが、重ねたところやヒビの中は赤青黄のカビがびっしり。これを削り落として食べた。
表と中身が違ってくる。
私たちは、3・11東日本大震災の復興のため、所得税の2.1%を復興特別所得税として払っている。あと11年払い続ける。
復興のためと国民は同意したはずだが、なんと! これを軍事費に転用するという。
これでは復興特別所得税の中身が変わってしまう。
まったく許せない。
例えは悪いが、餅のなかのカビではないか。
そこのけそこのけ、軍事が通る。
日本が攻められる、攻撃される。だから2倍の防衛予算を。アメリカの要請に応えなければ。しかし財源がない。困ったとしてなんでもあり状態なのが自公岸田政権だ。
そして赤字国債まで使おうとしている。
まさにいつか来た道だ。
赤字国債は過去の教訓から、法律で禁止した。
最初に緩めたのが建設国債だ。これは完成後に建物が残り、国民が使うからと言い訳した。
兵器は・・・何も残らないし、あるのは殺傷と破壊だ。
そして、財政規律をも破壊してしまう。
そのつけは必ず国民にしわよせされる。
暴走を続ける岸田政権。
もう終わりにするしかない。
・・・鏡開きによせて。