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どうしたら戦争を止められるのか

2018-05-03 10:57:06 | 日記

今日は憲法記念日
釧路市でも午後1時30分から文化会館で
憲法施行71年釧路集会が開かれる。

講演は、東京大空襲の経験から憲法をみ
つめてと題して、作家の早乙女勝元さん。

第2次世界大戦では、6000万人ともい
われる途方もない死者が。
その後の朝鮮戦争では、600万人、ベト
ナム戦争では、800万人。いずれも途方
もない人命が失われている。
人と人が殺しあう。それも大量に。

今年は明治150年で、政府はさまざまな
行事を計画しているが、150年の前半は
戦争に次ぐ戦争の時代であった。

後半の73年は、戦争に参加しなかった平
和な日本であったが、いままた戦争でき
る日本に着々とつくりかえられようとし
ている。

痛苦の体験からうまれた日本国憲法、そ
して国連憲章。その後の世界人権宣言。

日本国憲法の前文に「政府の行為によつ
て再び戦争の惨禍が起こることのないや
うにすることを決意」

そう、戦争は政府が起こすものなのだ。

そして、一人ひとりの「人権」が侵害さ
れないかぎり、戦争はできない。
それが憲法97条、
この憲法が日本国民に保障する基本的人
権は、人類の多年にわたる自由獲得の努
力の成果であつて、これらの権利は、過
去幾多の試練に堪へ、現在及び将来の国
民に対し、侵すことのできない永久の権
利として信託

安倍首相、そして自民党憲法草案は、こ
の前文と97条を敵視しており、すべて削
除し、9条に自衛隊を書き込もうとしてい
る。

その本質は、ずばり戦前の日本に変える
こと。
戦前の日本を「美しい国」として賛美し
つづける安倍首相。

戦後の平和国家としての日本の誇りをす
べて消滅させようとしている。

何としても安倍政権を辞めさせなければ。