1月14日、午後の4時半から本年初の「大阪府内水面漁場管理委員会」が開かれました。場所は谷町の大阪府庁別館の前にある大阪府公館。
議題としては、
1.今年度の大阪府内のカワウの状況について
2.その他
大阪府下のカワウについて、大阪府環境農林水産部動物愛護畜産課野生動物グループの石井亘氏より、集めたデータや写真をもとに大阪府下における現在の状況についてお話を聞きました。
大阪の夢洲や大和川河口などにいる個体数などは約3000羽にもなるそうです。カワウという鳥は大変賢く、その上学習能力もあるためになかなか退治できないと委員の西田氏は言っています。
池に前日まで魚を入れなくて水を満タンにしておいて、翌日にそっとフナなどを入れると、どこで見ているのか一斉に飛び込んでくるという。人が見張っている所には絶対に来なくて、見張りがいなくなると飛び込んでくるという。それもハネをすぼめて、網の目でも13センチ角ぐらいなら入ってくると言う。
カワウの生息する代表的なねぐらについて
夢洲(大阪此花区)での最大個体数としては・・2.832個体
大和川河口(大阪住吉区)では・・・495個体
七ツ池(岸和田市三ケ山町)だは・・・898個体
新池(泉佐野市上之郷)では・・・1.220個体
北部地域では年中多い傾向があります。
カワウによる被害の状況
芥川流域におい平成15年、アユ・マスの被害は約400キログラムで、3,874.000円。被害が多い月は4月-6月で特に放流する5、6月に多いとのことです。
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