3月25日に第123回目の大阪府内水面漁場管理委員会が開かれました。
場所は大阪赤十字会館3階303の会議室で午後2時から内水面委員並びに大阪府水産課の方々も出席されました。今回は水産生物センターの田中正治氏がKHV(コイヘルペス)についての現状と問題点について報告されました。
KHVとはコイに感染するウイルス病で人には感染しないといわれています。
そのコイの診断にはPRC検査(エラの抽出DNA)によるがそれで全てが分かるとは限らないとのことです。
これにかかった鯉がいるとウイルス病なので他のコイにも移るため、このウイルス病のまん延防止対策について。
大阪府内水面漁場管理委員会として漁業法第67条第1項及び第130条第4項の規定によりまん延防止するための指示案をこのたび出しました。
日附は大阪府公報搭載日で会長佐々木忠義名義です。
1、指示の内容
(1)持ち出し放流の禁止
府内の公共用水面及びこれと連接一体をなす水面に於いてコイを持ち出し他の水域に放流してはならない
(2)放流等の制限
府内の公共用水面及びこれと連接一体をなす水面において捕獲されたコイを再放流する場合を除き、次のことを尊守する事。
ア、府内の公共用水面及びこれと連接一体をなす水面にコイを放流する場合は、PCR検査によりそのコイ群が陰性であることを確認すること。
イ、生死を問わず、府内の公共用水面及びこれと連接一体をなす水面に、コイを投棄してはならない。後日その2に続く
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