第10番 得度山 切幡寺(とくどさん、きりはたじ)
友人の長嶋氏のたどった旅より書いています。
彼のたどった道を思い出してもらいながら聞き取りしましたのを書いていきます。
御詠歌・・欲心をただ一筋に切幡寺 後の世までの障りとぞなる
このお寺は布を求めた弘法大師に自分が織っていた布をおしげもなく差し出した娘が
いて、娘の願いの父母のための観音様を彫ってほしいということを、大師は娘の願いに
より得度させると、娘は即身成仏し、千手観音に変身したと云う。
このお寺には宿坊がなく民宿、坂本屋に宿泊する。
この坂本屋の奥さんに昼食用のおにぎりをつくってもらいこの民宿から800メートル位
もどってお寺に行くが、切幡山の中腹にあるために遍路道は333段の急な階段を上らなければならない、苦しい石段でした。
このときに同行2人の金剛杖のありがたさがよくわかった。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます