この商店街の外れに私の長年の釣り仲間である京阪磯釣クラブ会長の福田さんが経営する福田表具店がある、この福田さんが“大阪人”の12月号に載っています。
tel/06-6351-1624
現代ではあまり表具店という名や表具師という名前はききなれなくなりました。日本古来の和風建築が少なくなってきて洋風の家やマンションとなると床の間もありません。
億ションぐらいになると茶室もあり床の間もあるでしょうから、当然フスマもあり障子もあります。そして屏風も出てきます、この屏風を作る職人さんも時代とともに少なくなってきました、そしてこの屏風の特徴である紙の蝶番の技を引き継ぐ人も無くなっていく事でしょう。福田さんはこの数少ない紙蝶番を作れる人です。
また、この商店街に福田さんの奥さんの弟が宮地箪笥店を開いています。最近は大きな家具屋さんが大量生産で安く家具を作りますが、この方は桐の箪笥の再生等も手がけています。日本の家屋にはピッタリの桐箪笥は、湿気が通りにくくて虫がつきにくく、その上熱も通しにくいとして古くから一生物として嫁入り道具には欠かせないものでした。
私の女房も無理を言って白い三面鏡と引き違いの箪笥も作ってもらいました。あれからもう20年近くなりますがいまだにどこも悪くなっていません。タンスの神様と呼ばれたというお父さんを持った宮路さんの作品は今も注文が絶えないという。TEL-06-6351-5852
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