えむ

私の好きなこと・興味のあること・楽しみを記録します。

永遠の0

2013-10-19 | その他
自分では買わないような本を友人からの勧めで借りました。
戦争の話で、戦後生まれの私にはあまり興味がないと思って
いましたが、読み進むうちにどんどん興味深くなり、
ストーリーはとても感動的でした。

考えさせられるところが沢山ありました。
あの戦争は、大本営や、司令部が自分たちは戦争で
死ぬことはないと思って、無駄死にするような作戦や、
戦争が負けていることを国民に知らせないために
無駄な出撃、飢餓で死んだ人、いろいろ出てきます。

もう少し上層部が考えていれば、原爆を落とされることもなく
死ぬ人も少なかったのではと思い知らされます。

今の日本もだんだん危なくなってきました。
日本のちからを過信して戦争にむかいそうな方向に
進んでいます。
宮崎駿さんが引退会見の時言われた」言葉が印象的です。
「今ほど戦争に反対というのが難しいことを改めて感じた」
特定秘密保護法案や、憲法改正などを推し進め、
だんだん戦前の軍国主義に進むのではと懸念されます。
若い人に是非こういう本を読んでもらって、
戦争が理不尽なことを感じて欲しいと思いました。
コメント
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