女一人旅 毎度…編

うう～…。とうとう今年の４月は３回目のお一人様旅行に出かけることと相成りました。４月の半分近くは家を空けたことになります。
しょうがないでしょ。主人が出張なんだもの。（ゴールデンウィーク中の出張は毎年恒例なのです。）

今は１年で一番いい季節。
そんな時期に、お婆さんが一人で家に閉じこもってるなんて…暗いわよね～。
とかなんとか。
勝手な言い訳を言いつつ、いそいそお出かけの支度を開始。
前回の奈良旅行で再認識したのは、お一人様旅行は「安近短」に限るということ。
さっと行って、さっと帰ってくる。
今頃、四十肩になっているおばばの一人旅はこれに限る。

というわけで、主人が出発したのが２４日の金曜日。
彼を送り出した後、私も山梨へ出発。
平日の甲府往復高速バス代3000円、片道2時間というのが魅力的なのです。（ホテル代にはこだわらないが、交通費となるとやたらケチになるワタシ？）

今回も甲府でお気に入りのホテルに4泊5日しました。
ここを拠点に諏訪、清里、富士五湖方面へ出掛けるのは、変化が多様で楽しいもの。

バスの中でいつものように1時間弱寝ました。
ホテルに着いてひと風呂浴びてから、ちょっと横になったらーまた寝てしまいました。
5時に起きてから慌てて1時間ほど、お絵かき。
なんか、気が乗らないなぁ。
でかけるのも面倒なので、ホテル内で夕食をとり、再びお絵かき。
まぁ、どうした事やら。
11時というのにもう、眠くなってきた。
就寝。

翌日25日は一日中雨でした。
この日は一日中お絵かきして過ごそうと思ったのに、なかなかお絵かきモードになれません。
こういう時もあるのです。
潔くお絵かきを止めて、甲府駅周辺へショッピングにでました。
今さらですが、山梨の名産をじっくりリサーチ。
印伝細工のポシェットと名刺入れを購入。
その後、本屋で立ち読み。単行本2冊購入。

26日は日曜日。
朝日が昇ると同時くらいに目が覚めて、外を見ると快晴。
しかも前日の雨降りで木々がまだ濡れているから、緑が目にも鮮やか。
うわぉ～なんてきれいなの！！！

朝食のあと、そのまま出かけました。
26日には身延線甲斐上野駅近辺で「ぼたん祭り」が開かれます。
駅から10分余の会場に2500本あまりの牡丹が植えられていました。
高台なので甲府盆地や周囲の山々が見渡せます。
澄んだ空気と前日の雨のせいで、全てイキイキと輝いて見える素晴らしい一日でした。

写真は会場でのイベント。
太鼓演奏を身近で聞くと、DNAに刻まれたアフリカの記憶が呼び覚まされるのでしょうか。
なぜか、ワクワクしてしまうワタシ…。

風呂敷（４３）正倉院柄

09-02作成
2月にこれを描いていたら急に奈良へ行きたくなりましたが、４月になってやっと行く事ができた次第。
絵は手が込んでいる割には、ぐーたら猫らしからぬ地味な出来となりましたが…。

風呂敷（４２）古都の春

09-04作成
今回の奈良旅行の全体的なイメージを絵にしてみました。
あるパソコン画の投稿サイトに出したら、今までの最高アクセス数がでました。
嬉しいというよりがっかりね。
特に気合いを入れて描いた絵でもなし、特に満足した絵でもなし。

今まで、自分で満足して描きあげたものが、そこそこのアクセス数しかでない事が多々ありました。
と同時に、今回のように力を抜いて描いたものが結構アクセス数が高かった事も多かった。
自分の満足度と一般の興味度は、かけ離れている場合が多い事を学習しています。
だから「上手くなりたい」とか「上手いと言われたい」とか、思わなくなりました。
素人が絵を描く時は、やはり「自分の満足度」が一番なのでは？。
そこに共感してくださるかどうか。共感してくださったら、私と同じ感性な人がいた…で嬉しくなります。そういう人とお茶したり、絵を見に行ったり、ショッピングしたり。楽しいでしょうね。

女一人旅 奈良編その３

午前中だけ観光というペースでしたが、やはり連日の観光は疲れます。
火曜日は朝から雨でかえって助かりました。
１日中ホテルから出ないで過ごしました。

こういう時大きいホテルだと助かりますね。ホテル内だけで結構過ごせますから。
ホテル日航奈良はビルの３階です。
１階には多少のショップもあり、お昼はここのベーカリーで焼き立てパンとコーヒーをいただきました。
ちなみに奈良のうどんは関西風の薄つゆ。なかなかおいしかった。
でも今回の奈良旅行では記憶に残るおいしかったものがあまりなかった気がする。残念。

テレビのチャンネルが少ないのが不便。
また東京で見た番組の再放送が多くてつまらない。
驚いたのはユニバーサルジャパンの宣伝です。かなり多く放送されていました。
ユニバーサルジャパンの夜のパレードって、ディズニーランドのものまね？
東京のテレビではディズニーランドの宣伝ってあまり見ないのよね。気のせいかしら。
わざわざ宣伝しなくてもみんな行くからかなぁ…。

奈良公園の鹿ですが…。
確かに人慣れしていました。特に大仏殿あたりでは座っている鹿の頭くを撫でても、ひるまない肝の太さ。
でも欠点も。
歩きやすいよう履いていったスニカーに、あちこち散乱する鹿のフンが詰まって往生しました。
気持ち悪し。
帰る朝は、ホテルの風呂場でスニーカーの底を洗いましたよ。

あちこちで聞かれる関西弁？
大阪か奈良の言葉なんでしょうか。やわらかいですね。
地方から出てきた人が東京の言葉を聞くと、
「けんか腰」とか「詰問調」とか思うそうですが。確かに。
斬りつけるように聞こえるかもね。

奈良公園の東屋で休憩していたら頭上が騒がしい。
何と！
燕が営巣しています。さすが東京より南だけの事はある。季節が早い。

法隆寺、平城京跡、東大寺、興福寺。春日大社。
期待していた割にはインパクトが少ない旅行でした。
そのうち京都にも行こうかと思っていましたが、気力が失せました。
まだまだ、仏像を楽しむ心境にはなっていなかったようです。
もうちょっと年を重ねてからまた来ます。

東京を発つとき、山の手線の中で、大きなスーツケースを転がしている熟年夫婦が隣に座りました。
「魅惑のトルコ周遊」というパンフレットを開いています。
思わず声をかけておしゃべり開始。
やはり日暮里からスカイライナーで成田へ向かうところでした。
パンフレットを見せていただきましたが、連日スケジュールがびっしりね。
これではすごく疲れると思います。
成田空港でアリナミンを買っていく事をお勧めしました。
海外旅行もそうですが、国内旅行も体力の配分を考えないと、我々熟年にはこたえます。
理想的なのは１日観光。次の日休み…くらいのペース。
私が海外旅行する時は１か所の長期滞在型にしたいです。
１年の三分の一は海外に出張している主人は、退職したら、国内の、それもひなびた温泉宿に泊まりたいそう。
間違っても夫婦で海外旅行などする気ないぞと…。はいはい、それで、結構です。
海外旅行は私一人で行ってきますからね。たはは。

写真は薬師寺。
ここの中のあった「玄奘三蔵院伽藍」というのがなかなかだったので、帰ってから早速、絵にしてみました。

女一人旅 奈良編その２

奈良の滞在に「ホテル日航奈良」を選んだのは近代的なホテルながら、大浴場があるからです。
但し開場が４：３０からなので、とりあえず荷物を解き、ラウンジでコーヒーを飲みながら明日からの予定をチェック。
遠いところに来たので、疲れないよう１週間ほどかけてゆっくり観光する予定です。

午前中に１か所だけ２時間ほどかけ観光し、１２時までに駅に戻って、そこで何か奈良らしいお昼をいただき、
ホテルに戻ってちょっと昼寝。
起きてから絵を描き、お風呂に入って再び絵を描き、夕食。
あとは絵を描くなりテレビを見るなりという「お年寄り用」マイプランです。
ロビーにいるコンシェルジュのお姉さんにも明日からの観光アドバイスもらい、いざお風呂の時間。
みなさん、まだ観光しているようね。
入浴したのは私ともう一人だけ。
彼女が出て行ったあと、恒例のお楽しみ。「お風呂でクロール」。
こればっかりは家ではできませんからね。
お行儀悪くてスイマセン。

翌日はホテルで朝食を取った後、そのままバスターミナルへ直行。
ホテルから奈良市内の１日フリーパス券を宿泊日数分いただきました。
夕方には再びこれを使って、お勧めグルメの店まで遠征できます。
到着した日は夜の奈良の町に繰り出し、名物の「茶がゆ懐石」をいただきました。
感想は…。珍しいだけ。名物ってこんなものかも。
おいしいものを食べたかったら海沿いに泊るに限る。


８時半ごろのバスで春日大社へ。本殿まで１５分くらいでした。
ちなみに各名所旧跡行きのバスは頻繁に出ています。
朝早く行って、観光バスの団体観光客で混む時間には帰ってくる予定。
半袖でいいくらいの上天気です。
春日大社の森をぶらぶら抜けて、隣接する奈良公園へ。
東京では桜が終わっているのに、ここでは桜が残って咲いていました。新緑もたっぷり。
気持ちいい散ができました。
ちょっと足を伸ばして浮御堂まで行ってみました。

写真は奈良公園の南にあった浮御堂。これは４月１３日の写真です。
東京を出る時桜は散って葉桜になっていたのに、奈良ではまだ咲いていました。きれいですね。

女一人旅 奈良編その１

今週はいい天気が続きそうなので、前回の旅行でいまいちだった桃の花を
もう一度見に行こうと予定していました。
そんな折、再び急な主人の出張が…。
なんだ～それなら前回の旅行は無駄だった。
ちょっと待っていれば満開時にあわせていかれたのにねぇ…。
ちょっとふくれたのもつかの間。

４月にはいったとたん、東京は急激に春めいてきました。
家の前のケヤキの大木の先端には新芽がふきだしています。
これなら東京より南に行けば、もっと木々の新緑が多いはず。
伊豆か…静岡か。いやいや今回は浜名湖あたりまで南下してみようか。

結局、奈良へ行くことにしました。
東京の桜が満開なので、奈良ではとうに桜は終わっているでしょう。
その分新緑は十分のはず。

ゴールデンウィークのちょっと前。
桜も終わっている今の次期は観光地奈良の穴場シーズンかも。
とりあえずホテルだけ確保。
ホテル日航奈良にしました。
こういう大きいホテルだと急の予約でも取れる事が多い。
お盆やお正月、ゴールデンウィークでもない限り、全室満室なんてありえないですからね。
案の定、予定通りの５連泊予約ができました。
このホテルは奈良駅に隣接して２階にある駅の西口からそのまま入れます。
また東口はバスターミナルになっているので、どこに観光に行くのも便利。


この頃では一泊二食付き5250円なんて宿泊施設もありますが、
安いがベストという考え方ができるのは独身時代だけでした。

年をとると、ペンションや民宿に泊まるのは、「なんかみすぼらしい」。
自分がみすぼらしいから、泊まるところは豪華にしたいのでしょうかねぇ。ふふ。
大理石のロビーもフロントの外人スタッフも申し分ないクオリティです。

新宿から奈良まで夜行バスが出ているから、それに乗ろうかなと妹に漏らしたら、大反対。
「2時間3時間ならともかく、61歳が8時間もバスに乗るなんてとんでもないわよ！
新幹線なら2時間ちょっとで京都じゃない。『のぞみ』で行きなさいよ。」
な～るほど。
東京管内から奈良までの乗車券と新幹線の指定席代込みで14050円。
往復で3万近い交通費にはちょっと抵抗が…。

でも実際、新幹線のぞみを利用したら、本当にあっという間に京都到着。
京都駅で乗り換えで「みやこ路快速」に乗り45分くらいで奈良到着。
ホームをおりてすぐある西口を出たら、そのままホテル日航奈良です。
さっき東京だったのにもう、ホテルの部屋にいる不思議。
片道14050円は妥当なのかもね。

写真は春日大社に隣接する奈良公園の鹿。もちろん鹿せんべいを購入。
集中して小鹿に与えていたら、背中を頭突きされました。
「おいおい、わしらを忘れちゃいませんか！」とでもいうのでしょうか。
仕方ないね。もう一つ購入。

感心したのは、鹿せんべいを売っているおばちゃんの前にせんべいが山積みされているのに、鹿たちは近寄りません。
誰かががそこで購入するのを見たとたん、鹿たちは駆けつけておねだりするのです。
さすがですな～。

風呂敷（４１）春爛漫

風呂敷（４１）春爛漫　　　　　　　　09-03作成
桜に始まって花桃、菜の花、山吹、水仙、すみれ、紫大根草、芝桜、マリッサムetc。
東京が花で溢れかえっています。

天気快晴ときては、お出かけせずにはいられません。
東京散歩を楽しんでいると、再び主人の出張があるという吉報が…。
もっと南に行けば、もっと春を堪能できるのではと、
ちょっと足を伸ばして奈良まで行く事にしました。

１週間ほどUPが遅れたのはそのせいです。
動けるうちに行っておかないとね。
私たちの年になると、いつ何が起こるかわかりません。
転んで骨折してから遠出できなくなった友人、家族に付き添いの必要が出た友人。
孫の送迎で動けない友人。
濡れ落ち葉の夫に悩む友人。
金銭的に厳しい友人。

今のところ私は幸いにも、そのどれにも当てはまらないのです。
（そのうちくるんでしょうけど）
１週間のお一人様奈良旅行に行ってきました。
健康で忙しい夫とご先祖様に感謝、感謝！。

春のお散歩 その２

写真は多摩湖に沿った遊歩道からの眺め。
こんなすてきな場所が家の近くにあるのですから、お出かけせずにはいられません。

というわけで、朝7時に主人を送り出した後、洗濯機のスイッチをいれから、各駅停車に乗ってちょっと多摩湖まで。
湖畔の美しい風景や桜を楽しみながらウォーキング。
３０分ほどかけて半周して、反対側の堰堤で一休み。
新緑と湖水の青と心地よい春風にうっとりしながら、朝淹れてきたのコーヒーなど飲んで少々読書。
近くの西武球場駅から再び電車に乗って戻ります。
駅前のスーパーでお買い物して家に戻って洗濯物を干すと、12時頃。
こういう生活が梅雨の頃まで続くのです。

春のお散歩 その１

一気に春です。
4月に入ったとたん、毎日快晴。
花粉症の友人たちはこのお天気がうらめしいと文句たらたら。
杉花粉が終わったというのに、今の次期はヒノキの花粉が大量に飛んでいるので外出できないそう。

住んでいるところがちょうどいい場所です。
急行に乗れば、20分で新宿副都心に行かれます。
反対方向への各駅停車に乗れば、15分で多摩湖に行かれます。
都会と田舎のちょうど真ん中に家があります。

西武遊園地駅で降りると、そこが多摩湖です。
駅から3分で堰堤です。
写真の真ん中の林の上にうっすら富士山が見えるのですがわかりますか？。
ここも東京都内なのです。
東京って結構、自然が豊富でしょう？

風呂敷（４０）卯月 その２

08-10作成
最初はこれを描きましたが、ちょしっくりこなかったので、赤バージョンを描きました。
簡単に変更できるからこのソフトが好き！