風呂敷（７５３）一夜官女

風呂敷（７５３）一夜官女　　23-12作成

先週は気温が乱高下。
半袖でカーディガンはおっても汗になった翌日にはみぞれが降りました。
冬下着をしまわなくてよかったです。

近くに激安スーパーができたせいか？
イオンに客が少ない。
新聞チラシを見た主人が行け行けとうるさい、　
多分混んでいるから
私のような年寄りは踏みつぶされそうで怖いから行きたくない。
レジに並ぶのも嫌だしね。
買い物は空いているところでゆっくり買い物したいし・・。

そんなに進めるなら　アナタが行ってくれば？
と言うわけで、主人が399円のかつ丼と299円の塩サバ弁当をかってきました。
安いだろ！と多威張り？？
激混みで品を選ぶどころか
人の肩越しに適当に弁当をつかみ取ったんだとか。

確かに安い。でも私は塩サバ弁当は食べたくない。
お昼はいつものパン屋のふわふわのハムサンドを
薫り高い紅茶でゆっくり食べたいです。

人生残り少ない。
あと何食たべられるか？というのに　激安だからという理由だけで
貴重な一食を食べるのはもったいない感じ。
安くて量の多いのに喜んでいられるのは若いうちの一時期だけだし。

テレビを見ていたら国民年金だけで生活している老人の特集を
していた。
かつかつの暮らしで店に行っても
刺身の前で見ているだけという生活・・
こいうい人が激安スーパーに群がるんだから
大トロでも鯛でも鰤でも買おうと思えば毎日買える
我が家程度の年金生活者は
遠慮すべきなんではないか？
ついつい不満がでがちな私ですが
大いに感謝すべきだと思わさせられた一日。

ガザもウクライナも大地震のあった能登でも。
世の中にはもっと大変で悲惨な生活者が多い。
感謝して今日一日過ごさねばなぁ・・。

風呂敷（７５２）遅春

風呂敷（７５２）遅春　　　　　　　23-12作成

今週はほとんどの日が　曇天、小雨、雪という天気予報。
お出かけ予定もないけど、めげるわ～。
能登やウクライナ、ガザの事を思えば文句言える立場じゃない。
我が家は特に書き出すような事象が起きてないのが　
有難いと思うべきなんでしょうが・・。

近頃　生ネコに会っていない。
近所に野良猫がいないのです。
公園にもいない。
旅行先でも会えていない。
寂しいです。

女一人旅 2024 2月 御殿場その２

写真は2024年2月9日の富士山。
雪にこそ会いませんでしたが　三泊四日の間中ぱっとしないお天気。
この日の富士山でかろうじて頂上が見えました。

帰りはシャトルバスで三島まで。
到着が６分弱前というぎりぎりのシャトルバス。
信号機でひっかかる度、ドキドキした。
このスリリング感　たまらない！

1か月前に　Web乗車券を購入していたので
席は最前列の１A。
もちろん隣席は空。
助手席にいるような広々とした視界を楽しみながら新宿まで。

帰宅後「いや～予定通りで楽しかったです。
ホテルキャンセルしなくて正解だったし。」
と主人に言ったら
「うまくいったのは　たまたまだよ。普通は一泊目をキャンセルするもんだ。」
とのお言葉。
いやいや、あらゆる可能性考えての行動だったんだけど、
どう思われようと　自分の選択が正解だった満足感のが勝っているので、
反論せずスルー。

さぁ来月はどこへ行こうか。

女一人旅 2024 2月 御殿場その１

2024年2月5日月曜。東京に大雪警報が出ました。
高速道路は軒並み通行止め。
コンサートなども多くが中止。
明日乗る予定の小田急ロマンスカーも　本日は上下線とも運行中止。
夕方には雪が降っているのに、新宿方面の空で稲光がとどろく。
ハリー・ポッター風の異様な風景。

で、明日から三泊の予定の御殿場のホテルに電話。
「明日ロマンスカーが運行されない可能性があるので　そうなったらチェックインは
水曜になります。」
「明日の分はキャンセルなさいますか？」
「いいえ、チェックインは水曜になるでしょうが、火曜日の分はキャンセルせずに
そのまま。予定通り火曜からの三泊四日のままにしておいてください。」
傍で聞いていた主人が
「キャンセルしてもこういう交通事情だからキャンセル料とられないよ。キャンセルすればいいじゃん。」
その他、ぐちゃぐちゃとうるさい。
「ほっといて。！」
「もったいないなぁ・・。」
ロマンスカーを使わずに御殿場ホテルに行く色々な方法考えようといわれたけど
私の旅行スタイルは
（玄関出たら、最速最短でホテルフロントに立つ）というものなので
あれこれ面倒な乗り換えを繰り返し繰り返しして、
ようようホテルに到着なんて　あり得ない。やりたくない！

で火曜日。
朝起きぬけに小田急のHPみたらロマンスカー通常運行中との事。
それ見たことか。私鉄の復旧は早いんだぞ～。
たぶんこうなるだろうと予想して　一泊目はキャンセルしなかったんだ。

というわけで予定通り　午前中の御殿場行きロマンスカーに乗り
御殿場からは待機しているシャトルバスで　ホテルに到着。
予定通りの最速最短移動をしました。

写真は園内の夜景風景。
秦野あたりから雪が無くなって御殿場には全く雪がない。
雪は山梨から東京への北から南へのルートで移動したのでしょう。
だから東京の西側には雪がないのです。
でも月曜の大雪のせいか　火曜の夜の園内は人がいない。
ほぼ貸し切り状態でイルミネーションを楽しめました。

風呂敷（７５１） 2024 如月

風呂敷（７５１）　2024　如月　　　23-03作成


ほどほどいいお天気に恵まれた2月の三連休です。
皆さまいかがお過ごしですか？
我が家は家の半径100メートル圏内から出ませんでした。
連休は　現役世代のお出かけ優先。
ジジババ動きません。


主人の田舎からお正月用にと
お餅やブロッコリーやヤマトイモ等々。
あれやこれや、色々送ってもらいました。
その中に長ネギ専用の段ボール。
中にはビニールにくるまれた泥ねぎが4パック！
いくらなんでも　我が家では使い切れない！どうしよう！


近所に配りましたが　近所だって大体が二人住まいの老夫婦。
泥ねぎ １パックなんて　そうそう使い切れない。
こまったなぁ。

そんな時　スーパーで久しぶりに会った近所の人がいました。
久しぶりね～元気だった？とおしゃべり30分余。
別れ際に
「そうだ、長ネギたくさんあるけど使わない？」
「え・・？あぁ・・。」
家に帰ってすぐ１パック持って　彼女の家の玄関横に置いておきました。

それから1週間後。
ピンポーンで出てみるとくだんの彼女が。
「おネギたくさんありがとう。」
というわけで　中村屋の肉まん5個入りをくださいました。
「お返しなんだろうけどちょっと多いんじゃない？
リンゴ2個ぐらいでいいんじゃないのぉ？」

主人に話しながら翌朝　肉まんを朝食にしました。
また1週間後に、ピンポーン。
でてみるとまた　彼女。
今度はイチゴのパックをくださいました？？

また1週間後、ピンポーン。
でてみるとまた　彼女。
今度はポンカンの5個入りパック？？
ネギのおすそわけくらいで多すぎやしませんか？

年を取ると　ふと思い出し　お返しはすでに終っているのに
なんかしてあげようと動き出す事が多くなるような？？。

主人の実家のお義姉さんがそのクチです。
娘が結婚した時　主人の親戚間では慶事法事は一律10万と決まっていました。
娘の結婚の時も　10万頂いたのですが　
2，3年して　娘にいきなり5万送って来たそうで。
「あの時、お祝いはもう、頂いたんですが。」
「え？でも少なかったから・」
「・・・？？」

こんな感じでお米も新米の時に20キロ。
正月の時に　たくさんの野菜やお餅と共にまた、40キロ？

そりゃ確かに　我々の結婚以来50年以上
毎年お中元とお歳暮を贈って来たけど、こんなにしてもらうような
事ではないと思う。
4人兄弟のうち主人だけが東京に出て、ほかの3人は地元に残っているから
兄弟間でお中元お歳暮のやり取りはない。

そんな中　東京在住の主人だけが季節になると送って来るから、
インパクト強いんでしょうかね？？

年を取ると、人にして貰った事が
嬉しい記憶として脳にとどまり　ふとした時に
なんかお返ししようって事になるのかな？
前述の彼女も　実家のお義姉さんもそうなのかなぁ？

これを書いている最中　ピンポーン？
「いつも色々頂いてすいませんね。これ少しですが召し上がって？」
ご近所からカンペイという珍しいミカンを頂きました。
夏ミカンのような外観で中身は非常に甘い。
彼女の親戚が岡山？香川？で作っているそうで。
美味しかったので後日ネット通販で買い求めたのですが
これが失敗。甘くなかった。すっぱかった。
彼女の親戚が自家用に作っているものが特別に甘かったのかもね。
まさしくお待ちかね・・で美味しく頂きました。
スーパーで売っているんでしょうが　今まで目に入らなかったのです。

こうやってご近所やり取りしていると、
知らなかった名物に出会える事が多い。
カキ海苔というのもそれだった。
小鬢なのにめちゃお高いマヌカハニーもおいしかった。
たくさんでなくていい。
ちょっとの何気ないお返しで　
珍しい品に出会えるのが嬉しい近所付き合いのババです。

風呂敷（７５０）東風うけて

風呂敷（７５０）東風うけて　　　24-01作成

冬の快晴が続いていたので　まさか東京に大雪警報が出るとは思わないで
春めく絵を予定してしまいました。
大急ぎで寒そうな絵を探したのですが間に合わなくて
頓珍漢なUPとなりました。


今年の正月に嬉しい驚きがありました。
古い友人から５年ぶりに年賀状をいただいたのです。

彼女は5年前に連れ合いを亡くし、その後 軽いひき籠りになったと
仲間から連絡され、
5年間　連絡を控えてました。

中高時代　一番仲がよかった友人だけに　
早く元の元気な彼女に戻ってほしかったのですが
結局5年かかりました。

喜んでメールしましたが　メールのアドレスは宛先不明。
では、と葉書を書いて元日の夕方には出しました。
葉書のお返事もすぐきました。

但し残念な事に　5年の間に　私は固定電話を撤去し、
スマホのアドレスは学生時代の友人関係には知らせていません。
だから長々と手紙を書いて送りました。

どこかで会いましょうと誘われましたが
私自身　出かけていくのが億劫になっています。

会うために　都会の人混みの中へ出るのは　ちと怖い。
4年前つまずいて転んで左腕骨折。
２年前にはつまずいて転んで右肩骨折。

よくつまずくようになりました。
だから吉祥寺にさえ出るのが怖いし億劫。
そういう現状をお知らせしました。
年寄りの5年間は　極端に変化するものです。
残念ながら良くないほうに・・。

彼女がせっかく元気になったのに　
もう、お会いする事もないのは残念。

月一回のペースで　お一人様旅行には出かけますが
乗る電車は都会とは逆方向。
それに平日。
空いています。混んでいません。
空いていても指定席取ります。

パソコンの入った重いスーツケースを持って
よたよた　よろよろ歩いても邪魔にされません。
駅に着けばシャトルバスが待っています。
トラブルなくホテルへ行けます。

自室からホテルの部屋まで
迅速に移動できないと
76歳のオババは出かけられないのです。