女一人旅 奈良編その３

午前中だけ観光というペースでしたが、やはり連日の観光は疲れます。
火曜日は朝から雨でかえって助かりました。
１日中ホテルから出ないで過ごしました。

こういう時大きいホテルだと助かりますね。ホテル内だけで結構過ごせますから。
ホテル日航奈良はビルの３階です。
１階には多少のショップもあり、お昼はここのベーカリーで焼き立てパンとコーヒーをいただきました。
ちなみに奈良のうどんは関西風の薄つゆ。なかなかおいしかった。
でも今回の奈良旅行では記憶に残るおいしかったものがあまりなかった気がする。残念。

テレビのチャンネルが少ないのが不便。
また東京で見た番組の再放送が多くてつまらない。
驚いたのはユニバーサルジャパンの宣伝です。かなり多く放送されていました。
ユニバーサルジャパンの夜のパレードって、ディズニーランドのものまね？
東京のテレビではディズニーランドの宣伝ってあまり見ないのよね。気のせいかしら。
わざわざ宣伝しなくてもみんな行くからかなぁ…。

奈良公園の鹿ですが…。
確かに人慣れしていました。特に大仏殿あたりでは座っている鹿の頭くを撫でても、ひるまない肝の太さ。
でも欠点も。
歩きやすいよう履いていったスニカーに、あちこち散乱する鹿のフンが詰まって往生しました。
気持ち悪し。
帰る朝は、ホテルの風呂場でスニーカーの底を洗いましたよ。

あちこちで聞かれる関西弁？
大阪か奈良の言葉なんでしょうか。やわらかいですね。
地方から出てきた人が東京の言葉を聞くと、
「けんか腰」とか「詰問調」とか思うそうですが。確かに。
斬りつけるように聞こえるかもね。

奈良公園の東屋で休憩していたら頭上が騒がしい。
何と！
燕が営巣しています。さすが東京より南だけの事はある。季節が早い。

法隆寺、平城京跡、東大寺、興福寺。春日大社。
期待していた割にはインパクトが少ない旅行でした。
そのうち京都にも行こうかと思っていましたが、気力が失せました。
まだまだ、仏像を楽しむ心境にはなっていなかったようです。
もうちょっと年を重ねてからまた来ます。

東京を発つとき、山の手線の中で、大きなスーツケースを転がしている熟年夫婦が隣に座りました。
「魅惑のトルコ周遊」というパンフレットを開いています。
思わず声をかけておしゃべり開始。
やはり日暮里からスカイライナーで成田へ向かうところでした。
パンフレットを見せていただきましたが、連日スケジュールがびっしりね。
これではすごく疲れると思います。
成田空港でアリナミンを買っていく事をお勧めしました。
海外旅行もそうですが、国内旅行も体力の配分を考えないと、我々熟年にはこたえます。
理想的なのは１日観光。次の日休み…くらいのペース。
私が海外旅行する時は１か所の長期滞在型にしたいです。
１年の三分の一は海外に出張している主人は、退職したら、国内の、それもひなびた温泉宿に泊まりたいそう。
間違っても夫婦で海外旅行などする気ないぞと…。はいはい、それで、結構です。
海外旅行は私一人で行ってきますからね。たはは。

写真は薬師寺。
ここの中のあった「玄奘三蔵院伽藍」というのがなかなかだったので、帰ってから早速、絵にしてみました。